こんにちはマコです。
今回は、大人気車種のトヨタ ハイラックス ピックアップトラック【GUN125】のディーゼルエンジンのエンジンオイルとオイルフィルター交換の手順やおすすめのオイル、交換費用費用について出張整備士が詳しく解説していきます。
- エンジンオイル、オイルフィルター交換手順を画像付きで解説
- 交換費用の目安はいくら?
- 交換時期の目安は?
- ハイラックスににおすすめのエンジンオイル【ディーゼル用】
等を書いていますので、これから交換を予定
している方は是非ご覧ください。
✔車両情報
- トヨタ ハイラックス ピックアップトラック
- 型式:3DF-GUN125
- ディーゼルエンジン車
- エンジン型式:2GD-FTV【2,400cc】
- 年式:2015年~
ハイラックス オイル交換 【方法/手順を画像付きで解説】
整備士の筆者がハイラックスのエンジンオイル/オイルフィルター交換手順を画像付きで解説していきます。
エンジンルーム確認
まずはエンジンルームを確認。ボンネットを開ける(運転席足元にボンネットオープンレバー有)オイルフィラーキャップを緩めておくとオイルの排出性が良くなりますのでオイルフィラーキャップを外します。
ジャッキアップ不要でカースロープを使用
通常下回りの作業であれば、フロアジャッキやリジットラック(馬)を使用してジャッキアップ作業しますが、オイル交換等の軽作業であればカースロープで十分事足ります。
カースロープはネット通販でも購入できます。おすすめは画像はローダウン対応のカースロープを使用してますが、耐荷重の高い、もう少し高さのあるスロープであれば、さらに作業しやすいです↓↓
ジャッキアップについては下記の記事で解説してますが、ハイラックスの場合はジャッキアップする際、通常の車より車重も重く、リフトアップ方法も少し特殊なのでDIYはあまりお勧めできません。参考までにリンク貼っておきます⇩⇩
エンジンオイル抜き取り
スロープにフロントタイヤを乗せてサイドブレーキをしっかりと引きます。エンジン下側を覗くとアンダーカバーが付いてます。画像の矢印部を覗きこめばエンジンオイルドレンボルトが見えます。
画像のオイルドレーンボルトがエンジンオイルを抜き取る為のボルトです。14ミリのソケット、エクステンションバー、ラチェットハンドルを使用してドレンボルトを外し、エンジンオイルを排出させますが、そのまま抜くと、下側の鉄のホースメントにオイルがこぼれる為、手作りのオイルの滑り台(笑)みたいなのを自作して抜いた方が汚れに抜き取れます。
オイル受けはホームセンターで売っている廃油ポイや受け皿を使ってオイルを受けます。
こんな感じの物がおすすめ。要領は8L程の物でOK。
ドレンボルトのパッキンも必ず交換
ドレンボルトに付いているパッキンは再使用不可になります。万一、再使用した場合はオイル漏れが発生する可能性が有りますので交換は必須です!
新品のパッキンを取付て、ボルトを規定トルクで締めます。トルクレンチがない場合は、ボルトがしっかりと締められたと感じた所から、最後に1度だけキュッと締め込む程度の感覚でも代用できます。
⇩オイルドレンパッキンはこちら⇩
ハイラックス オイルフィルター交換
オイルフィルターを交換していきますが、少し奥まった位置にあるのでカートリッジ内に溜まっているオイルを抜くのがまあ大変(汗)そのままフィルターを直接外す事も可能ですが、とオイルがこぼれまくってオイルまみれになります。。
エクステンションバーの先端(9.5mm)で真ん中のオイルフィルター内ドレンカバーを外し、付属のアタッチメントでオイルを排出させます。
排出できたらツールを取り外し、新品Oリングに交換し取付ます。
オイルフィルターレンチでオイルフィルターを取り外して行きます。ロングのエクステンションバーを持っていないので手持ちのエクステンションバーをつなぎ合わせてオイルフィルターへアクセスします。
フィルターハウジングを外し、内部のオイルフィルター、Oリングを新品に交換し、車両に取付ます。
フィルターレンチは安価の物も売っていますが、耐久性と精度があまり良くない物が多く、数回使用すると溶接が外れたりする物もあったりします。フィルターレンチは基本的にKTCを推奨します。
工具選びに迷った場合は、とりあえずKTCを買っておくと間違いないですね。コスパが最も良いのは私はKTCであると思います。
⇩オイルフィルターレンチ⇩
⇩オイルフィルターおすすめ2選⇩
⇩トヨタ純正⇩
⇩トヨタ純正OEM部品(ドライブジョイ)⇩
ハイラックス オイル量【2GD-FTV】
オイルを規定量入れます。
ハイラックスの取扱説明書のテクニカルデータを参照下さい⇩
3DF-GUN125 エンジン型式:2GD-FTV
- オイル交換のみのオイル量:7.0ℓ
- オイル+オイルフィルター交換のオイル量:7.5ℓ
- オイル粘度:DL-1 5W-30またはDL-1 0W-30
エンジンオイルのおすすめは迷った場合はトヨタ純正または匠、スノコがおすすめ
4㍑缶の場合は×2本必要
⇩おすすめオイル5W-30はこちら⇩
⇩0W-20⇩
定期的に自分でやりたい方は20L缶の保管場所さえ確保できれば、20L缶で買っておくと割安でお得⇩
⇩最近流行りのスノコオイルもおすすめ⇩
オイルジョッキも5㍑容量の物。フタつきの方がほこりや異物の侵入を防ぎます。
⇩1つあればかなり便利です⇩
エンジンオイル量確認
オイルを入れたらキャップを閉めエンジンをかけてしばらく暖気した後、エンジンを止めてからオイル量を確認。ローレベルからフルレベルまでの量は約1.0㍑です。
最初は少な目に入れながら、少しずつ補充しながらフルに合わせると調整しやすいです。
オイルがフルレベルの所まで付着していれば完了です。
ハイラックス オイル交換 費用はいくら?
オイル、フィルター代 | 工賃 | 総額 | |
ディーラー | ¥15,000~ | ¥4,000~ | ¥19,000~ |
カー用品店 | ¥12,000~ | ¥2,000~ | ¥14,000~ |
自分で交換 | ¥8,800~ | ¥0 | ¥8,800~ |
ネットで部品を購入して
自分でやると半額以下になる
可能性もあります!
ハイラックス オイル交換 時期は?
オイル交換時期のメーカー推奨は以下です。
メーカー推奨交換時期
- 標準交換時期:5,000km~20,000km走行又は半年~1年毎
- シビアコンディションの場合:2,500km~10,000km走行又は3ヶ月~半年毎
車は使わなくても酸化する為、自然に劣化します。*シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等
最後に…取付依頼は全国200カ所あるbuv.LABOがおすすめ
buv.LABO(ビーヴラボ)は輸入車を最も得意とする修理業者加盟工場をネットで検索、依頼、簡単予約ができるサービス。輸入車以外でも国産車、輸入車、ハイブリッド車・電気自動車など種別を問わず、どんなお車にも対応してます。プロの整備士が診断しメンテナンスいたします。
ディーラーや他店で車の不具合の原因がはっきりと分からなかった、ディーラーで提示されたメンテナンスの予算が思ったより高額だった場合に1度こちらへの相談がおすすめです。
※ミスがあると、故障やトラブルの原因になりますので、プロに依頼する事を強く推奨します。
buv.LABO(ビーヴラボ)の特徴
- 全国約200カ所あるので最寄りの依頼先が見つけやすい
- 国産、輸入車問わず対応可能
- プロの国家整備士が高品質な修理
- 修理期間中の代車完備
- ディーラーより値段が安い
まとめ
今回のまとめです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。この他にも自働車の整備やタイヤ交換、オイル交換、ドライブレコーダー等の記事を執筆おります。今後も「僕の整備キロクボ」をよろしくお願い致します
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