こんにちはマコです。
今回はマツダアクセラ【BMF5S】のオルタネーター交換を出張修理で現地にて交換致しました。
メーター内にチャージウォーニングランプ(バッテリーマークの警告灯)が点灯。
エンジンがかかっている状態でこのランプが点灯すると、
バッテリーが充電されていない、または充電系統に何らかの
不具合が発生している事を示しています。
エンジンがかかっていいない状態(イグニッションオン)で点灯するのは、
正常な状態ですが、エンジン始動している時に点灯していれば
不具合が起きていると判断できます。
このランプが点灯して一番可能性が高いのは、オルタネーター本体不良か、
ベルトが切れた事による充電不良の可能性が高いです。
そこで、
本記事では、マツダ アテンザスポーツ【BMF5S】のオルタネーターを交換し、
作業手順を画像付きで分かりやすく解説しております。
アテンザのオルタネーターはエンジンルームに
ありますが、比較的他の車種に比べ、
簡単に交換できます。
ただし、電気部品で手順を誤ると故障やトラブルの原因になりますので、
ご自身で交換される場合は自己責任にて作業して下さいね(^^)
では、まずは車両情報から↓↓
・マツダ アテンザ ・型式 BMF5S
不具合 チャージ警告ランプ(バッテリーマーク)点灯 ・交換作業 オルタネーター交換(画像付き解説)
オルタネーター簡易点検方法
交換する前に本当にオルタネーターが故障
して不具合が起きているの?
と少し気になる所。
「オルタネーターチェッカー」を使用
すると、オルタネーターの充電状況が簡易的
に点検できます。
チェッカーを車のシガーソケットに差して、
エンジン始動し、状況を確認します。
エンジンを始動させ、チェッカーをシガーソケットに差して点灯した位置で確認
・赤色は過充電(チャージしすぎ)15.5V以上
・緑色は正常 14.0V~14.5V
・黄色は低下 13.2以下(充電不足)
チェッカー自体は比較的安価な商品なので、
正確な判断はプロの整備士にお任せする事
をおすすめします。
オルタネーター交換 解説(画像付)
オルタネーターを交換していきますが、
その前に絶対外すのは、
バッテリーマイナス端子の取り外しです。
オルタネーターにはバッテリー電源がついてますので、
バッテリーを外さずに作業すると、誤ってオルタネーターの端子を
ショートさせると故障や車両火災の原因になります。
バッテリーマイナス端子取り外し
オルタネーターにはB端子というバッテリー電圧が直接かかっている端子
があります。
バッテリーのマイナス端子をはずしておかないと
万が一、B端子がボディアースにショートした際、
スパークを起こし、車両火災や車両部品が損傷する可能性があります。
必ず交換前には最初にマイナス端子を切り離します。
ベルト取り外し
アテンザスポーツ(BMF5S)のオルタネーターはエンジンルーム(上記画像参照)
にあります。上側にベルト駆動で補機類として付いてます。
交換作業は、ジャッキアップ、リフトアップ不要で交換できますので、
比較的簡単です。
まずはベルトから取り外していきます。
オートテンショナーでベルトは張られていますので、
テンショナーの張りを工具を使って緩めます。
スピンナーハンドルを使ってテンショナーの六角部分にソケット付き
スピンナーをかけて矢印方向に力をかけると
ベルトの張りが緩みますので、
緩めている間にオルタネーターからベルトを取り外します。
オートテンショナー本体取り外し
ベルトが外れたら、テンショナー本体も取り外していきます。
画像丸印2つのナット、トルクスボルトを緩めて取り外します。
国産車でトルクスを使う頻度は少ないですが、
たまに必要になりますので、
トルクスソケットを1セット持っておけば便利ですよ(^^)
↓↓9.5Sqトルクスソケットセットはこちら↓↓
オルタネーター取り外し
オルタネーター本体のコネクターとB端子(バッテリー電源端子)
を取り外します。
オルタネーターを固定している2本のボルトを取り外し、
車両から切り離します。
トルクは強めに締まってますので、
おすすめは、9.5sqのスピンナーハンドル。
9.5sqのスピンナーハンドルはあらゆる車種に万能に対応できる工具なので、
1つ持っておけばかなり役立ちますよ(^^)
↓↓9.5sqのスピンナーハンドルはKTCがおすすめです↓↓
少し配線等を避けながら本体を取り外します。
リビルト品オルタネーターと並べて、部品を確認します。
同じであれば取り外しと逆の手順で取付けていきます。
純正品番:PE01-18-300
マツダアテンザスポーツ(BM5FS)
↓↓リビルト品オルタネーターはこちらから購入できます↓↓
交換後作動点検
エンジンをかけメーター内のインジケーターランプが消灯しているか確認します。
簡易的な点検ですが、テスターがあればエンジンをかけている状態で調整電圧を測定します。
大体2000rpmまで回転数を上げて電圧が13.2V~14.5Vであれば正常です。
オルタネーターが不具合を起こしたら、同時にバッテリーも弱っている可能性もあります。
バッテリーの年式が約2~3年を超えてたら一緒に交換する事をおすすめします。
↓↓アテンザスポーツBM5FSのバッテリーサイズはQ-85↓↓
1番のおすすめバッテリーはやはりカオス
↓↓ボッシュバッテリーもリーズナブルでおすすめです↓↓
定する際のテスターはポケットサイズの物だと持ち運びに便利ですよ。
出張整備士の必需品です。
愛用しているテスターはこちらです↓↓
バッテリー交換後i-stop設定 その他の設定
バッテリーを交換し、アイドリングストップの警告灯が
メーター内に表示されると、初期化設定を行わないといけません。
以下の記事に初期化手順を記載してます。
↓↓初期化手順参考にして下さい↓↓
その他にも、パワーウインドウのオート機能の復帰作業、
それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、
そのまま5秒程押し続ける事で復帰します。
②時計の調整
時計がGPS補正でない場合は時計の調整が必要です。
今回はマツダアテンザスポーツのオルタネーター交換方法について解説しました。
私が運営している「僕の整備キロクボ」では、
自働車の修理に関する情報が主ですが、
この他にも車に関する記事を多数書いていますので、
良ければ1度読んで頂けたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)
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