ランドローバー ディスカバリー エンジンオイル、オイルエレメント交換解説【LA3S】

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オイル交換

ランドローバーディスカバリーのエンジンオイル交換を出張整備致しましたので、
レポートします。

・エンジンオイルの種類、オイルフィルターの種類
・オイル交換時の注意点
・使う工具
こんな疑問に答えて行こうと思います。

  • 車両情報
    ランドローバー ディスカバリー
    型式 LA-3S
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エンジンアンダーカバー取り外し

まずは車両をスロープに乗せ、下回りのスペースを確保します。

下回りの作業スペース確保の為、スロープの使用方法に関しましては別記事にアップしていきます。
スロープに乗せ終わったら、アンダーカバーを外していきます。

エンジンアンダーカバーを固定している13㎜のボルト10本を外します。
ラチェットハンドル、13mmソケット。で外します。

エンジンオイル抜き取り

エンジンオイルドレンボルトを外します。

アンダーカバーを外すと、エンジンオイルパンにボルトが付いています。
こちらも13mmのボルトが付いてますので、めがねレンチ又はラチェットを使って
外してオイルを抜きます。

オイル受け皿又は廃油ポイでオイルを受けます。
約6リットル程抜けますので、オイル受け皿又は廃油ポイを購入される際は、
容量が6リットル以上ある物を購入して下さい。
オイルが抜けきったら新品のパッキン又はドレンボルトを取付けます。

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オイルフィルター交換

次にオイルフィルター交換ですが、エンジンの上側にオイルフィルターが取付られているので、
まずボンネットを開きます。

ボンネットを開くとど真ん中にあるエンジンカバーを上側に引っ張って外します。

エンジンカバーを外すとオイルフィルターが見えます。
オイルフィルターレンチのサイズは、89mmの15角です。こちらは中身のフィルター
のみを交換するタイプの物になります。

フィルターレンチ、ラチェットハンドル、エクステンションバーを使って
オイルフィルターを外して行きます。
この時の注意点ですが、オイルフィルターの横に樹脂製のパイプが付いているのですが、
オイルフィルターとパイプの隙間が狭くなっており、フィルターレンチが入りにくくなっており、
無理やりいれようとすると、パイプが割れる可能性がありますのでフィルターを外す際は、十分注意が必要です。

フィルターを取り外すと、こんな感じでした。左が付いてたフィルターで右が新品になります。
今回の汚れはそんなにひどくないですが、フィルターの汚れがひどいと目詰まりの原因となります。
定期的に汚れをチェックし、1年又は10000km程度で交換しましょう。
フィルターとパッキンを交換したら、トルクレンチを使用し、25Nmで確実に締付けます。

エンジンオイル注入

エンジンフィラーキャップを開けてエンジンオイルを注入していきます。
今回使ったエンジンオイルは、カストロールエンジンオイルEDGE 0W-20を使用しました。
エンジンオイルを入れすぎないように最初は規定の量より少なめに補充していきますので、
とりあえず5リットル入れてエンジンを回し、暖気させます。

エンジンオイル量調整

オイルレベルの点検を実施する前に確認事項があります。
車両が水平な地面に置かれている
エンジンオイルが作動温度に達している。(オイルが温まっている。)

ディスカバリーのオイル量調整は、メーター内にオイル量が表示されます。
オイルが完全に温まっていないと、オイル量が表示されません。
アイドリングで約20分程暖気して下さい。

エンジンを切ってイグニッションオンの状態にします。
オイルの温度が規定まで達すると、エンジンを止め10分間放置し、メーター内の
「サービスメニュー」から「オイルレベルヒョウジ」が選択できます。
まだ温度が温まっていない場合は、
選択できませんので、もう一度エンジンを始動して暖気して下さい。


オイル量が適正範囲内であれば「エンジンオイルレベルOK」と表示されます。
これで作業は完了になります。
所要時間 1時間

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