こんにちはマコです。
今回はメルセデスベンツCLA180の
エンジンオイル、オイルフィルター
交換を行いましたので、
当記事では、プロの整備士が
交換手順や費用を解説していきます
車両情報
- 車種:ベンツ C220
- 型式:DBA-204241
- エンジン型式:271
これからオイル交換を検討している方は、
是非参考にして下さい。
エンジンオイルとオイルフィルター交換交換手順
整備士がベンツC220の
エンジンオイル/オイルフィルター交換手順
を画像付きで解説していきます。
ボンネットの開け方
まずはベンツのボンネットを開けるには
運転席ハンドル真下に解除レバーが
有ります。
ボンネットの開け方については
別の記事で解説してます⇩
まずはエンジンオイルを排出するのに
オイルフィラーキャップを緩めておくと
オイルが抜けやすくなります。
キャップ、レベルゲージ、オイルフィルター
は画像の印部分になります。
オイル注入口 左に緩めて外しておきます。
オイルフィルター下回りに潜らずに交換
できます。
ジャッキアップ不要でカースロープを使用
通常下回りの作業であれば、フロアジャッキ
やリジットラック(馬)を使用して
ジャッキアップ作業しますが、オイル交換
等の軽作業であればカースロープで
十分事足ります。
カースロープはネット通販でも購入
できます。おすすめはローダウン対応
のカースロープがおすすめですが、
C220はアンダーカバーが大きいので、
下回りのスペースが広めに必要です。
カースロープではスペースが足りない場合は
ジャッキアップしましょう
ジャッキアップ方法については
下記で解説しています。
エンジンアンダーカバー取り外し
C220はエンジン、ミッション回りを覆う
アンダーカバーが付いてます。
8㍉のビス固定されてるおり、2枚に分かれ
てます。車両前方側のアンダーカバーから
取り外していきます。
オイルドレンボルト取り外し【オイル抜き取り】
13ミリのオイルドレンボルトを外しオイル排出。
オイルの容量は約6.0㍑になりますので、
オイル受け皿は少し余裕を持って、
最低でも8㍑容量の受け皿がいります。
こんな感じの物がおすすめ。
オイルドレンパッキンも必ず交換
オイルを抜き取ったらドレンパッキンも
新品に交換してから取付けます。
オイルフィルター交換
オイルフィルターはエンジン上部裏側に
付いてます。
フィルターは頭が27ミリです。
27ミリソケットでフィルターハウジングを
取り外していきます。
おすすめ工具
⇩コーケンの輸入車用27ミリソケット⇩
取り外せたらフィルター、シールパッキンを新品へ交換していきます。
新品と比べると汚れているのがわかります
ね。最低でも1年または15,000km程度
でオイルとフィルターも一緒に交換します。
ベンツC220 2042421適合
⇩オイルフィルターはこちら⇩
新品に交換したら取付けていきますが
フィルターハウジングは樹脂製になるので
締めすぎると、変形してオイル漏れを起こし
ます。必ず規定のトルクを遵守して
不安な方はトルクレンチで締めるのが
1番です。
締め付けトルク:25Nm
⇩トルクレンチのおすすめ⇩
エンジンオイル注入 使用量
エンジンオイルを規定量入れます。
エンジンオイル量
エンジンオイル量:約6.0㍑
オイル粘度:5W-30
おすすめオイル:Mobil1
オイルは高性能化学合成油
を使用。エンジンオイル
は妥協してはダメ
Mobil1(モービルワン)
がおすすめです
オイル交換1回分なら
4㍑缶×1
1㍑缶×2必要です
4㍑缶↓↓
1㍑缶↓↓
まとめて20L缶で購入しておくと1Lで購入
するより割安です。保管できる場所が
あれば20L缶がおすすめ。
オイルを入れるジョッキは
ロングノズルタイプの物がおすすめ
フタ付きであれば保管している間に
ホコリも入らないのでロングノズルで
フタ付きがおすすめです。
⇩フタ付ロングノズルジョッキ⇩
エンジンオイル量確認
エンジンをかけてしばらく暖気した後、
エンジンを止めてからオイル量を確認。
ローレベルからフルレベルまでの量は
約1.0㍑です。最初は少な目に入れながら、
少しずつ補充しながらフルに合わせます。
オイルがフルレベルの所まで付着して
いれば完了です。
交換費用はいくら?
交換費用をまとめました。
国産に比べ、輸入車は対応不可の場合や
費用が割高になります。
オイル、フィルター代 | 工賃 | 総額 | |
ディーラー | ¥25,000-~ | ¥12,000-~ | ¥37,000-~ |
カー用品店 | ¥10,000-~ | ¥8,000-~ | ¥18,000-~ |
自分で交換 | ¥5,000-~ | ¥0 | ¥5,000-~ |
輸入車は国産車に比べ割高。
対応してもらえないお店も有ります。
ネットで部品を購入して
自分で交換すると半額以下に
なる場合があります。
まとめ
自分で交換する場合は失敗や故障のリスク
も有ります。ご自身でされる方は自己責任
にて行って下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました
他にも多数記事をかいております。
今後も「僕の整備キロクボ」をよろしく
お願いいたします
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