こんにちはマコです。
今回は、ホンダ バモス(HM2)のオルタネーター交換を
出張修理にて現地で交換しました。メーター内に
チャージウォーニングランプ(バッテリーマークの警告灯)が点灯。
エンジンがかかっている状態でこの警告ランプが点灯すると、
バッテリーが充電されていない
または、
充電系統に何らかの不具合が発生している事を示しています。
エンジンがかかっていいない状態(イグニッションオン)で点灯するのは、
正常な状態ですが、エンジン始動している時に点灯していれば
不具合が起きていると判断できます。
このランプが点灯して一番可能性が高いのは、
オルタネーター本体不良か、
ベルトが切れた事による充電不良の可能性が高いです。
そこで、
本記事では、バモスの故障でよくあるオルタネーターを交換し、
作業手順を画像付きで分かりやすく解説しております。
バモスのオルタネーターはリヤにエンジンがあるので、
リヤラゲッジルームから交換します。
※電気部品で手順を誤ると故障やトラブルの原因になりますので、
ご自身で交換される場合は自己責任にて作業して下さい。
では、まずは車両情報から↓↓
✔車両情報
・ホンダ バモス ・型式 HM2 ・年式 2002年(平成14年)
✔不具合内容及び作業内容
・メーター内バッテリーマーク警告灯点灯 ・オルタネーター不良により交換
オルタネーター簡易点検方法
これからハイゼットのオルタネーター交換を解説していきます。
交換する前に本当にオルタネーターが故障して不具合が起きているの?
と少し気になる場合は、
「オルタネーターチェッカー」を使用すると、
オルタネーターの充電状況が簡易的に点検できます。
エンジンを始動させ、チェッカーをシガーソケットに差して点灯した位置で確認
・赤色は過充電(チャージしすぎ)15.5V以上
・緑色は正常 14.0V~14.5V
・黄色は低下 13.2以下(充電不足)
チェッカー自体は比較的安価な商品なので、
正確な判断はプロの整備士にお任せする事をおすすめします。
オルタネーター交換解説
オルタネーターを交換していきますが、
その前に絶対外すのは、
バッテリーマイナス端子の取り外しです。
オルタネーターにはバッテリー電源がついてますので、
バッテリーを外さずに作業すると、誤ってオルタネーターの端子を
ショートさせると故障や車両火災の原因になります。
バッテリーマイナス端子取り外し
フロントボンネットフード開けて、ウォッシャータンクの下に
バッテリーがいます。
オルタネーターが故障するとバッテリーに充電されず、
放電のみになるので、
弱っています。
オルタネーターとバッテリー交換は基本的には
セット交換を推奨します。
バッテリーサイズ:純正サイズ 38B19L
↓↓おすすめ適合バッテリーはカオス↓↓
↓↓またはボッシュがおすすめです↓↓
必ず交換前には最初にマイナス端子を切り離して下さい。
オルタネーター取り外し手順
エンジンルームはリヤに有ります。
リヤラゲッジのカーペットをめくり
カバーを取り外します。
リヤラゲッジ1番手前のリヤスカッフプレートを取り外し、
フロアカーペットを右四角印部分(半分程度)めくります。
フロアカーペットを半分程めくると、
エンジンにアクセスできるカバー出てきます。
蝶ネジ4本で付いている為取り外しカバーをめくると
エンジン上側及びオルタネーターにたどり着きます。
コネクターを取り外し、B端子のナット(10ミリ)を取り外して切り離します。
オルタネーター取付ボルト1本(12ミリボルト)緩めます。
次にもう1本の方のオルタネーター取付ボルト(14ミリ)
も緩めておきます。
ボルト2本を緩めると、ベルトの張りが緩まりますので、
ベルトをオルタネーターのプーリーからずらし、
緩めたボルト2本を取り外します。
オルタネーター本体を取り外すのに、周辺のコネクターや
上側のホースが邪魔になるので、
S字フック等を利用してホースに負担がかからない程度に
ひっかけて画像のように取り外すスペースを作ります。
スペースができたら上側からすっと取り外せます。
取り付けは外した時の逆の手順で行います。
オルタネーター品番:101211-2801
↓↓リビルト品オルタネーターはこちら↓↓
オルタネーターは新品ではなくリビルト品を
今回は、新品ではなくリビルト品での交換です。
最近はオルタネーターを新品に交換する事はほとんどなくなりました。
リビルト品も最近かなり精度が高まってますので、新品と同等の
働きをしてくれます。
オルタネーターは純正でなおかつ新品の場合、
値段がすごく高くてなかなか手がでません。
新品だとおよそ軽自動車のオルタネーターで4~5万円程するため
そこから工賃となると出費がかさむ為、
こういう時の為に重宝されるリビルト品をお勧めします。
リビルト品と中古品の違いリビルト品は車両から取り外した使用済パーツを完全に分解して清掃し、
消耗品や不良箇所を交換して、修理して使用できる状態にしたオーバーホール部品です。
そのため、1度業者によってメンテナンスされているリビルト品の方が品質的に高くなってます。
特にリビルト品だから潰れやすいのかといえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。
↓↓バモス【HM2】リビルト品オルタネーターはこちら↓↓
オルタネーター取付後の点検
簡易的な点検ですが、テスターがあればエンジンをかけている状態で調整電圧を測定します。
大体2000rpmまで回転数を上げて電圧が13.2V~14.5Vであれば正常です。
オルタネーターが不具合を起こしたら、同時にバッテリーも弱っている可能性もあります。
バッテリーの年式が約2~3年を超えてたら一緒に交換する事をおすすめします。
↓↓ホンダバモス(HM2)のバッテリーサイズは40B19L↓↓
測定する際のテスターはポケットサイズの物だと持ち運びに便利ですよ。
出張整備士の必需品です。
愛用しているテスターはこちらです↓↓
バッテリー取外し後の設定 まとめ
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、
それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、
そのまま5秒程押し続ける事で復帰します。
②時計の調整
時計がGPS補正でない場合は時計の調整が必要です。
今回はホンダバモスのオルタネーター交換方法について解説しました。
僕が運営している「僕の整備キロクボ」では、
自働車の修理に関する情報が主ですが、
この他にも車に関する記事を多数書いていますので、
良ければ1度読んで頂けたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)
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