今回はBMW2シリーズのバッテリー交換を実施致しましたのでその交換バッテリーの費用や交換手順を
解説していきます。
BMW 218iには2種類のバッテリーがあり適合は実物を見てからの判断になります。
まず1つ目はこちら
↓↓VARTAバッテリー LN4(580 901 080)↓↓
↓↓2つ目はこちら↓↓
VARTA LN3(570 901 076)
判断するにはバッテリーのバッテリーの横の長さを確認すればどれが適合しているか分かります。
・長さ31.5cm×幅17.5cm×高さ19cm⇒VARTA LN4(580 901 080)
・長さ27.8cm x 幅17.5cm x 高さ19cm ⇒ VARTA LN3(570 901 076)
バッテリーの長さの違いがあるので交換前に長さを計ってからバッテリーを注文しましょう。
バッテリーの位置はエンジンルームのバルクヘッド(ワイパーの下辺り)に位置していますので交換する
にはパネルやカバー等色々と外していく必要が有ります。
少し難易度は高いので、プロにお願いする事をおすすめしますが、今回交換手順も記事に書いていますので、
是非参考にして頂ければと思います。
バッテリー交換費用は工賃はそこまで高くないですが、大体\5,000-~¥7,000-が相場です
後はバッテリー部品自体が少し高めですので、工賃は割と休めです。
車両情報
・車種 BMW 218i ・型式 DBA-2A15 ・作業内容 バッテリー交換
バッテリー取外し
ボンネットを開けてエンジンルームを開きます。
この状態ですと大体印部分辺りにバッテリーが隠れていますのでどんどんばらしていきます‼
まずはバルクヘッド(ワイパーの前辺り)に付いているゴムシールとバルクヘッドカバーを矢印方向に
引っ張ってごっそり取り外します。
カバーを外すとバッテリーが見えてきます。この状態でバッテリーの長さを計る事ができれば
バッテリーが適合サイズが分ります。取外すのにもう少しバラシていかないと
バッテリーが外れてきませんので、手順を解説していきます
丸印のバッテリー救援端子用のプラス端子ナット13ミリを取り外します。
この時まだマイナス端子を外してない状態なのでボディーにショートさせないよう注意します。
今の段階でこの長いバルクヘッドカバーとゴムシール、バッテリー救援端子の3つが外れました。
広告バッテリーマイナス端子取り外し
バッテリーの奥側の端子がマイナス端子になりますので バッテリーのマイナス端子を取り外します。
マイナス端子には電流センサーが付いており、コネクターが付いてますので、
コネクターを外し丸印の10ミリナットを緩めて取り外します。
エアクリーナーエレメント取り外し
バッテリーの前側に付いているエアクリーナーエレメントを取り外します。エアクリーナーのカバー
はトルクスのビスで止まっておりインテークパイプバンドはマイナスドライバーで緩めれるように
切り欠きがあります。
バッテリー前のカバー取り外し
これから印部分のカバーを取り外します。これを外せばバッテリーが取り外せます。
カバーの取り付けボルト13ミリ2本を取り外します。少し長めのボルトが付いております。
おすすめの工具はディープソケットにエクステンションバーを付けてラチェットハンドルです。
ディープソケットのセットがあると何かと便利で、セットを1つ持っておくと整備できる範囲がグッと広がります。
↓↓ディープソケットセットはシグネットがリーズナブルで品質も良いのでおすすめです↓↓
↓↓シグネットはマグネット付きのディープソケットセットも有ります。これかなり使えます↓↓
ここまで外れるとカバーが外せる状態になっています。手前方向に向かって斜め上にカバーを
引き上げます。すんなりとは外せませんが少し角度を変えたりすると外れてきます。
ここでの注意点はカバーのすぐそばにクーラントタンクがあり、ホース等も付いているので
カバーを外す際に誤って損傷させないように気を付けて下さい。
バッテリーが丸見えになりますので、プラス端子10ミリナットを緩めて端子を外し、ガス抜きホースを手前側に
引き抜きます。
丁度バッテリーの下側に見えるバッテリー固定用のステーボルト13ミリを1本取り外します。
少し斜め上方向に引き抜いていき慎重に取り外します。
バッテリーを取り外した状態です。
矢印通り長さを計って適合バッテリーを確認します。今回適合したバッテリーは
・VARTAバッテリー LN4(580 901 080)
・BMW純正品番 118668-20 DE
でした!
↓↓VARTAバッテリー LN4(580901080)↓↓ ・長さ31.5cm×幅17.5cm×高さ19cm
*******************
↓↓VARTA バッテリー LN3(570 901 076) ↓↓・長さ27.8cm x 幅17.5cm x 高さ19cm
バッテリー取付後
バッテリー取付は取り外しと逆の手順で取付ていきます。
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②ESP警告灯ランプ消手順
まずエンジンを始動します。走行テストをする事により消灯するのですが、ハンドルを左に180度、
右に180度切るように時速15㎞以上で走行します。
警告灯ランプが消えない場合はもう一度試してください、早ければ50m程進めば消灯すると
思います。
では本日はここまで!
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