こんにちはマコです。
今回はBMW MINI R56のオルタネーターを交換しました。
この記事では、
不具合の症状は⁉
オルタネーター交換を画像付きで解説
部品代を安く抑えるには?
依頼した場合の費用は?
等について書いています。
MINI R56のオルタネーター交換の難易度は、、、
オルタネーター取り外しに行きつくまでに色々を取り外さないと
いけないので、難易度は高めです^^;
画像付きでオルタネーター交換を画像付きで解説
してますので是非ご覧ください。
まずは車両情報をご確認下さい。
✔車両情報
・BMW MINI【R56】 ・型式 ABA-ME14 ・エンジン型式 N12B14A
✔不具合内容
・メーター内チャージ警告ランプ点灯 ・不具合内容 オルタネーター充電不良
・部品 リビルト品オルタネーター
エンジンがかかっている状態でこのランプが点灯すると、
バッテリーが充電されていないか、充電系統に何らかの不具合、故障が発生している事を
示しています。
エンジンがかかっていいない状態(イグニッションオン)で点灯するのは、
正常な状態(イニシャルチェックにて必ず点灯します)ですが、
エンジン始動している時に点灯していれば
不具合が起きていると判断できます。
このランプが点灯して一番可能性が高いのは、オルタネーター本体不良か、
ベルトが切れた事による充電不良の可能性が高いです。
オルタネーター簡易点検方法
これからMINIのオルタネーター交換を解説していきます。
交換する前に本当にオルタネーターが故障して不具合gが起きているの?
と少し気になる場合は、
「オルタネーターチェッカー」を使用すると、
オルタネーターの充電状況が簡易的に点検できます。
チェッカーを車のシガーソケットに差して、エンジン始動し、
状況を確認します。
・赤色は過充電(チャージしすぎ)15.5V以上
・緑色は正常 14.0V~14.5V
・黄色は低下 13.2以下(充電不足)
チェッカー自体は比較的安価な商品なので、
正確な判断はプロの整備士にお任せする事をおすすめします。
オルタネーター交換を画像付きで解説
オルタネーターを交換していきますが、
その前に絶対外してはいけないのは、
バッテリーマイナス端子の取り外しです。
オルタネーターにはバッテリー電源がついてますので、
バッテリーを外さずに作業すると、誤ってオルタネーターの端子を
ショートさせると故障や車両火災の原因になります。
※作業は自己責任にて行って下さい。
バッテリーマイナス端子取り外し
バッテリーはボンネットを開けて向かって右上にあります。
樹脂カバーをめくるとバッテリーが見えてきます。
丸印のマイナス端子(10ミリナット)を緩めて外します。
あと、オルタネーターが故障してる場合、バッテリーも低下しており
バッテリー上がりを起こす可能性もあります。
オルタネーターとバッテリーはセットでの交換がベストです。
バッテリーはネットで購入がベスト。
お手頃でベストなおすすめバッテリーはボッシュ
欧州車、国産車にもよく使用されている
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ヘッドライト U字フレーム取り外し
オルタネーターを交換するには左右のヘッドライトを取り外す必要
があります。
10ミリボルト4個取り外して裏のコネクターを車両配線から
切り離します。
次に鉄のU字フレームを取り外していきます。
取り付けられているU字フレームの取り付けボルトを取り外します。
各部、10ミリ、13ミリボルト、トルクスボルト付いてます。
ボンネットオープナーのワイヤーを取り外します。
樹脂カバーを起こしてワイヤーを取り外し、
フレームから切り離します。
グリル フロンバンパー取り外し
グリルは裏のツメを起こして、手前に引き出すと簡単に外れます。
フロントバンパー上側グリル取り外した部分にトルクスビス、
下側にクリップが付いてます。
各部コネクター、コーナーセンサーコネクター等ついてますので、
外します。
欧州車を整備する際はトルクスソケットは必須です。
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バンパーサイド側もクリップ、コネクターがついてますので、
外します。
オルタネーターベルト取り外し
ここまできたら後は下回り丸印のボルト計4本を取り外します。
スペースが狭い為、本来なら前回りを取り外しての作業になりますが、
リインホースメント、ラジエーター、コンデンサーを
手前にずらしてやる事で、
スペースができます。
そのスペースでギリギリオルタネーターを
交換できるスペースができます。
これで冷却水経路もエアコン配管も外さなくて良いので、
後々のエア抜きやエアコンガス補充の作業を省略できます。
下側のボルト4本を取り外してリインホース一体をごっそりずらします。
手で手前に引いてやるとリインホースがずれて、スペースができます。
固着している場合で鉄部分をハンマーでたたいてやると
動きます。
オルタネーターベルトを取り外していきます。
オルタネーターの上側に付いているテンショナーの
六角部分にモンキーレンチをかけて
矢印方向に引いてやれば張りが弱まるので、
引きながらオルタネータープーリーにかかっているベルトを外します。
次にもう1つのテンショナーがエンジンの横側に付いています。
こちらは画像丸印のつまみを矢印方向に引っ張ると
ベルトの張りが弱まり外れる仕組みです。
オルタネーター取り外し
テンショナーはE型トルクスボルトで止まってます。
E型トルクスソケットセットは欧州車には必須の工具です。
ネット通販でE型トルクスソケットセットが安くで購入できます。
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B端子ナット、コネクターも取り外します。
オルタネーター下側の取り付けボルトはエアコン配管が邪魔して
工具が入らないので、
8ミリのギヤラチェットで外しました。
個人的にKTCの両頭首振りタイプ(8mm,10mm)がサイズ的にも
狭い箇所にアクセスしやすくおすすめです。
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この状態まで緩めて、ボルトがネジ山から外れたらOK
これでオルタネーターを取り外せる状態になりました。
本体を取り出します。
スペースは狭く、ギリギリのスペースで取り外す事ができました。
時間もかかり、なかなか疲れます^^;
取り付けは取り外しと逆の手順で行います。
ベルトを取付け、各部復元。バッテリー端子を付けると
エンジンを始動し警告ランプが消灯されているか
確認し消えていれば充電調整電圧を確認します。
簡易的にオルタの充電調整電圧を確認するのは
エンジンをかけた状態でバッテリーの端子電圧を測定し、
14.0V付近であればひとまず良好です。
充電不足のオルタネーターだと8.0V等あきらかにおかしい数字がでますので、
簡易的な判断はしやすいです。
オルタネーターは新品ではなくリビルト品がおすすめ
オルタネーターは純正でなおかつ新品の場合、
値段がすごく高くてなかなか手がでません。
新品だとおよそ約8~10万円程するためそこから
工賃となると出費がかさむ為、
こういう時の為に重宝されるリビルト品をお勧めします。
リビルト品と中古品の違いリビルト品は車両から取り外し、
使用済パーツを完全に分解して清掃し消耗品や不良箇所を交換して
修理してから使用できる状態にしたオーバーホール部品です。
そのため、1度業者によってメンテナンスされているリビルト品の方が品質的に高くなってます。
特にリビルト品だから潰れやすいのかといえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。
交換費用 まとめ
下記をご覧ください。新品で交換するとリビルト品にい比べて
倍以上値段がかかってしまう可能性があります。
・・オルタネーター純正新品部品代 約¥80,000~¥100,000 ・リビルト品オルタネーター代 ¥40,000-~¥50,000-・
・交換工賃 ¥30,000~
安く抑えるにはリビルト品を使用し、出張整備や整備士の知り合いがいる方は
直接委託すれば良いと思います。
最後まで読んで頂きありがとうました。
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興味のある方は是非ご覧ください。
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おわり
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