ハイエース【KDH200V】オルタネーター交換&費用をプロがわかりやすく解説

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ハイエース【KDH200V】オルタネーター交換&費用をプロがわかりやすく解説オルタネーター交換

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今回はトヨタハイエースディーゼル車(KDH-200V)のオルタネーターを
出張にて交換しました。

ガソリン車のハイエースは比較的簡単に交換できますが、ディーゼル車は外す部品点数が多いです。

右フロントタイヤも外して横側からアクセスしたりと少しガソリン車に比べ難易度が高いです。

まずは、車両情報から↓↓

車両情報

・トヨタ ハイエース  ・型式 KDH-200V  ・年式 平成18年式

・エンジン型式 2KD  ・作業内容 オルタネーター交換

バッテリーマークの警告灯 オルタネーター故障

メーター内にチャージウォーニングランプバッテリーマーク
警告灯がつきました。

メーター内にバッテリーマークの警告灯が点灯。

こちらのランプをチャージウォーニングランプと言って、
このチャージウォーニングランプというのは

バッテリーに対して充電を行っていない事を示します。

この警告灯が点灯したまま走行しているとエンジンが止まり、
バッテリー上がりを起こして走行不能になります。

診断の結果、オルタネーターの不良により警告灯が点灯していました。

そこで、

本記事では、ハイエースの故障でよくあるオルタネーターを交換し、

作業手順を画像付きで分かりやすく解説しております。

電気部品で手順を誤ると故障やトラブルの原因になりますので、

ご自身で交換される場合は自己責任にて作業して下さいね(^^)

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オルタネーター交換手順解説

オルタネーターはエンジン回転を利用して発電を行っている部品

になりますので、エンジンに補機部品として

取り付けられています。

KDH200Vハイエースは運転席シートの下辺りにオルタネーターがあります。

運転席シート、右フロントタイヤを取り外しての作業になります。

バッテリーマイナス端子取り外し

まずは助手席下側にエンジンルームがあり、そこにバッテリーも付いてます。

オルタネーターを交換する前には必ずバッテリーマイナス端子を切り離します。

オルタネーターはバッテリー電源が直接かかっています。

そのまま作業すると火災や故障の原因になりますので、

忘れずに行います。

あとオルタネーターが故障すると同時にバッテリー上がりも起こりやすいので、

オルタネーターとバッテリーは一緒に交換するとベストです。

バッテリーは量販店で購入するよりネットで買うと安いので、

アマゾン、ヤフーショッピング、楽天がおすすめです。


ハイエースバッテリーはこちらから購入できます↓↓
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運転席シート取り外し

オルタネーターは運転席下側についてるので、
運転席シートも取り外して行きます。


運転席シートは4本のボルトで止められているので、

14ミリボルト4本を取り外します。


4本取り外せばシート前側を浮かせてシートベルトウォーニングのコネクターを切り離します。

運転席側エンジンカバー取り外し

12ミリボルト5本を取り外します。

このカバーを外せばエンジンルームがかなり広くなります。

右フロントタイヤ取り外し

車両前側をジャッキアップして右フロントタイヤを取り外します。

ハイエースのジャッキアップに関しては別の記事に書いてますので
そちらをご覧ください↓↓

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インテークパイプ2本取り外し

インテークパイプを計2本取り外します。
まずは1本目から

黒の樹脂製インテークパイプは取付ボルト2本取り外し(丸印)と両端のバンドを緩めて
インテークパイプを取り外します。

取り外すとこんな形になってます↓↓

お次は2本目のインテークパイプ(アルミ)を取り外して行きます。

2本目のインテークパイプも左右のバンドを緩めて固定されているボルトが2本付いてます。

1本は左画像の丸印(バンド)の横に固定されているボルト(10ミリ)を取り外し、

もう1本は右フロント横側から覗き込むと1本10ミリのボルトが付いてますので、

こちらも取りはずせばインテークパイプ2本目も取り外し完了です。

取外したインテークパイプはこんな形です↓↓

ファンベルト&アイドラプーリー取り外し

ベルトテンショナーはオートテンショナーとなりますので、

テンショナーのプーリーボルト(画像工具掛けている部分)

丁度ウォーターポンプ下にあるプーリーがテンショナーになります。

プーリーのボルトに工具をかけて、ベルトの張りが緩む方向に

力をかけながら張りを弱め、その間にベルトを取り外します。

ベルトが外せたらオルタネーターを取り外すのにオルタネーターの丁度上側についているプーリーが邪魔なので、
14ミリボルトを緩めて取り外します。

ここで注意が有ります。(画像右端)

プーリーの裏側にはワッシャーが付いてます。

これが割と組み付け時に忘れがちになりやすいんです。

特に固定されているわけでもないので、プーリーを取り外した瞬間に知らぬ間に
下に落としいたりするので、

落とさぬよう、または組み付け時に忘れないように。。

A/Cコンプレッサー本体取り外し

オルタネーターはA/Cのコンプレッサー本体の下側にあります。

コンプレッサーの取り付けボルトを取り外し、エアコン配管は外さずそのままにして、

ずらすような形にしてスペースを確保します。

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オルタネーター本体取り外し

A/Cコンプレッサー本体を取り外し、横にずらせばもう
オルタネーターは目の前までやってきました。


画像丸印2つ、コネクター1つとB端子カバーを取り外しナットを取り外し、
オルタネーターから切り離します。

オルタネーター本体は上下2本のボルト(14ミリボルト)で固定されていますので、
2本取り外します。

トルクは結構強めに締まってます。

ラチェットハンドルだと中のギヤが壊れる可能性が有りますので、
9.5sqスピンナーハンドルがおすすめです。

自分が愛用しているのはKTCのスピンナーハンドル。

値段も高すぎず、グリップ力や耐久性は抜群ですよ(^^)

リンク貼っておきますので、気になった方はご覧はこちら↓↓


オルタネーター本体を取り外せたら上側(運転席側)から引き上げます。

下側からだと多少知恵の輪みたいになるので、
上側から少し狭いですが、
向きを変えもってみると
普通に抜けてこれるスペースはあります。


取外し完了‼
組み付けは取り外しと逆の手順で組み付けていきます。


トヨタ純正品番:27060-30140

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オルタネーター取付後の点検

ベルトの張りを調整しバッテリー端子を付けると
エンジンを始動し警告ランプが消灯されているか
確認し消えていれば充電調整電圧を確認します。

簡易的にオルタの充電調整電圧を確認するのは、

エンジンをかけた状態でバッテリーの端子電圧を測定し、
14.0V付近であればひとまず良好です。

充電不足のオルタネーターだと8.0V等あきらかにおかしい数字がでますので、
簡易的な判断はしやすいです。

オルタネーターは純正(新品)ではなくリビルト品を

今回は、新品ではなくリビルト品での交換です。

最近はオルタネーターを新品に交換する事はほとんどなくなったように思います。

リビルト品も最近かなり精度が高まってますので、
新品と同等の働きをしてくれます。

オルタネーターは純正でなおかつ新品の場合、値段がすごく高くてなかなか手がでません。

新品(純正)だとおよそハイエースのオルタネーターで10万円程するためそこから工賃となると出費がかさむ為、

こういう時の為に重宝されるリビルト品をお勧めします。

リビルト品と中古品の違いリビルト品は車両から取り外した使用済パーツを完全に分解して清掃し、
消耗品や不良箇所を交換して、修理して使用できる状態にしたオーバーホール部品です。


そのため、1度業者によってメンテナンスされているリビルト品の方が品質的に高くなってます。

特にリビルト品だから潰れやすいのかといえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。

オルタネーター交換費用はいくら⁉

以下をご覧ください。新品で交換するとリビルト品にい比べて
倍以上値段がかかってしまう可能性があります。

オルタネーター交換費用

・オルタネーター純正新品部品代 約¥100,000-  ・リビルト品オルタネーター代 ¥30,000-~¥40,000-程

・交換工賃 約¥30,000-~


見てお分かりの通り、安く抑えるにはリビルト品を使用し、

出張整備や整備士の知り合いがいる方は直接委託すれば良いと思います。

おすすめは全国展開の出張整備サービス「Seibii」
来店不要で自宅又は勤務先等ご指定頂いた場所に国家資格を持つ自動車整備士が
直接訪問し、駐車場で作業させて頂くので、来店や待ち時間もございません。

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これからも記事をたくさんアップしていきます。

この他にも車のメンテナンスや様々な情報を記事にしております。

少しでも興味のある方は是非ご覧くださいませ~

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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