今回はアウディS3のバッテリー交換を出張交換致しましたので交換方法を
解説していきます。
・輸入車のバッテリー交換って国産車と何か違うの?
・輸入車だから難しそう、、
・自分で交換してみたい。
基本的には車の構造は国産輸入車関係なく同じです。
車種によってバッテリーの位置が違いエンジンルーム、トランクルーム、シートの下など
様々で、車種によって交換が容易にできるか否かは変わります。
結論から言うと今回のアウディS3(A3のスポーツタイプ)は他車種に比べ
比較的簡単に交換できます。
自分で交換してみたい方は是非、参考にして頂ければなと思います。
車両情報
・アウディ S3
・型式 8V
・バッテリー位置 エンジンルーム
バッテリー取外し
バッテリーはエンジンルームにあるので、まずはボンネットを開きます。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_1184.jpg)
画像右上の印部分がバッテリーです。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_1193.jpg)
まずマイナス端子から外します。10ミリのナットで止まっていますので緩めます。
さきにプラス端子から外し万一ボディーに当たると、内部の残っている電気がショート
してしまう可能性がありますのでバッテリー端子を外す時は、必ずマイナス端子から
外して、プラス端子を切ります。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_1194.jpg)
見にくいですが、バッテリーのステーが13ミリのボルトで固定されてます。
13ミリソケットにエクステンションバーを付けてボルトを外します。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0374-800x600.jpg)
L字のステーで固定されてます。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_1195.jpg)
バッテリーを外すとこんな感じになってます。
先程外したステーの反対側は土台がツメになってますので、新品のバッテリーを
取り付ける際は奥側に滑り込ませるように取り付けます。
バッテリー取付
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0368-800x600.jpg)
古い方のバッテリーに付いていた保護カバーを新品バッテリーに取付たら
先程取り外した逆の順番で取り付けていきます。
①ステー固定
②プラス端子
③マイナス端子
の順です。
最終、バッテリーにぐらつきがないか確認し、ボルト、ナットの締め付けを確認
します。
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バッテリー交換後の設定
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②ESP警告灯ランプ消手順
まずエンジンを始動します。走行テストをする事により消灯するのですが、ハンドルを左に180度、
右に180度切るように時速15㎞以上で走行します。
警告灯ランプが消えない場合はもう一度試してください、早ければ50m程進めば消灯すると
思います。
バッテリー交換後の設定が面倒な方はメモリーキーパーを使ってバッテリーのバックアップをとれば設定はいらないのでメモリーキーパーの購入をおすすめします。
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