今回はアウディA3のバッテリー交換を出張交換致しましたので交換方法を
解説していきます。
この記事では、
・輸入車のバッテリー交換って国産車と何か違うの?
・輸入車だから難しそう、、
・自分で交換してみたい。
等を書いています。
基本的には車の構造は国産輸入車関係なく同じです。
車種によってバッテリーの位置が違いエンジンルーム、トランクルーム、シートの下など
様々で、車種によって交換が容易にできるか否かは変わります。
結論から言うと今回のアウディA3は他車種に比べ
比較的簡単に交換できます。
自分で交換してみたい方は是非、参考にして頂ければなと思います。
車両情報
・アウディ A3
・型式 8V
バッテリー取外し
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2269.jpg)
まずはボンネットを開きます。バッテリーはエンジンルームにあります。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2141-800x1067.jpg)
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2143-800x1067.jpg)
バッテリーカバーが付いているのでカバーをめくります。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2273.jpg)
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2274.jpg)
まずマイナス端子から外します。カバーを外し10ミリのナットで止まっていますので緩めます。
さきにプラス端子から外し万一ボディーに当たると、内部の残っている電気がショート
してしまう可能性がありますのでバッテリー端子を外す時は、必ずマイナス端子から
外して、プラス端子を切ります。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2144-800x1067.jpg)
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2145-800x1067.jpg)
10ミリ固定ナットをメガネレンチで緩め、端子を外します。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2270.jpg)
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2148-800x1067.jpg)
バッテリーを固定しているステーの13ミリボルトを取り外します。
ボルトを外しL字のステーを取り外します。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/InkedIMG_2149_LI-800x1067.jpg)
ステーを外したらバッテリー本体を矢印方向にスライドさせ、ストップ位置に
当たるまでスライドさせます。
あとは本体を持ち上げてやるとバッテリーが外れてきます。
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2272.jpg)
バッテリーを外すとこんな感じになってます。
矢印方向にスライドさせると外れる方向です。
先程外したステーの反対側は土台がツメになってますので、新品のバッテリーを
取り付ける際は奥側に滑り込ませるように取り付けます。
バッテリー取付け
古い方のバッテリーに付いていた保護カバーを新品バッテリーに取付たら
先程取り外した逆の順番で取り付けていきます。
①ステー固定
②プラス端子
③マイナス端子
の順です。
最終、バッテリーにぐらつきがないか確認し、ボルト、ナットの締め付けを確認
します。
バッテリー交換後の設定
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2142-800x1067.jpg)
![](https://bokuno-seibikirokubo.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2157-800x600.jpg)
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②ESP警告灯ランプ消手順
まずエンジンを始動します。
走行テストをする事により消灯するのですが、ハンドルを左に180度、
右に180度切るように時速15㎞以上で走行します。
警告灯ランプが消えない場合はもう一度試してください。
早ければ50m程進めば消灯すると思います。
おわり
コメント
はじめまして。
8Vは自分で交換できないと思っていたのですが大丈夫なんですね!
近頃の車はバッテリーの品番までECUに登録されていて
コーディングで登録設定のやり直しをしないと
警告表示(エラー)が消えないという話を見聞きしていたので
8Vもそうだろうと思っていましたが安心しました。
Dラーにバッテーリー交換依頼すると滅茶高いですからね(笑)
はじめまして。コメント頂きありがとうございます。
僕の整備キロクボ運営者のマコトです‼
バッテリー交換後はメーター内にエラーのような表示がでる事がありますが特に故障ではなく
設定しなおしてやるとエラー表示は消えます。
バッテリーDラーに依頼すると高いですよね、、ネットで購入し、自分で交換するのが一番安いです。
記事を読んで頂きありがとうございます。
引き続きよろしくお願い致します‼