【W213】ベンツEクラス ステアリングハンドル交換手順

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【W213】ベンツEクラス ステアリングハンドル交換手順一般整備

こんにちは!今回はメルセデスベンツE250(W213)のステアリングハンドルを交換致しましたので
交換手順を解説していきます。

ステアリングハンドル交換手順

国産車と構造自体は特に変わりないのですが今回のEクラス(W213)については
注意点もありますのでぜひ参考にして頂ければと思います。

それでは行きます!!

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バッテリーマイナス端子取り外し

まず最初にやらなければいけない事はバッテリーのマイナス端子を外して
10分放電させる。
です。

これをしなければエアバッグの警告灯が点灯しエンジンを切って再始動しても
そのまま残ってしまいますので確実に行って下さい。

エンジンを切った状態で交換した場合も点灯します。
国産車とは違い診断機で消さないと警告灯は点灯したままになりますので
エアバッグを取り外す際は必ずバッテリーの端子は外す。を徹底して下さい。。

ちなみに私は、

バッテリー端子を外さずエンジンを切った状態で作業をした結果、、

点灯させてしまいました(-_-;)

診断機を持参していた為何とか事なきを得たのですが

しっかりと正しい知識を持って作業しないといけないなと再認識しました。

国産車と違い輸入車は車種毎に注意点等たくさんある為勉強が必要です。

バッテリーの位置ですが、写真をとるのを忘れていましたが

エンジンルームに位置しております。

ボンネットを開けてエンジンルーム向かって右奥側のクリップ2こ程で
止まっている黒いカバーを取り外すとバッテリーがありますので

マイナス端子を切り離し、10分程放置させ完全に放電するのを待ってから作業に取り掛かります。

運転席エアバッグ取り外し

まずはこのベンツのエンブレムが付いたエアバッグ付きホーンを取り外して行きます。

このエアバッグの取り外し方ですが、、

何も調べず試みるとまずわかりません汗汗

ハンドルの後ろ辺りやエアバッグの周辺を見渡してもロック解除できそうな穴が
全く見当たらないのです。

そこでネットの情報で何か交換方法を調べてやっとわかりました!!

画像をご覧頂くと矢印部分の丸いくぼみがあるのがわかります。

このくぼみ部分に細いマイナスドライバーを真っすぐ差し込みます。


そうするとエアバッグのロック解除部分にあたり片側のロックが解除される為、

左右両側のロックを解除し、エアバッグのコネクターを外せばエアバッグを取り外せます。

画像丸印部分を押す事で解除されるため細いマイナスドライバーでイメージと手探りで
解除します。

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ステアリングハンドル取り外し

ハンドルを固定している大き目の六角ボルトは緩み止め防止剤が付いているせいか、
かなり硬いです。(-_-;)2人がかりでやると簡単に緩みますが1人だと少し
厳しいです。

1人でも出来ない事はないですが、なるべく2人でやったほうが良いです。

ボルトの差し込み角は六角の10mmです。

エクステンションバーにラチェットハンドルまたはスピンナーハンドルを使ってボルトを
緩めます。

ボルトを外すとテーパー状のボルトが外れてきました。

ボルトのネジ山に緩み止め防止剤が付いているのがわかります。
取付の際は1度ネジ山を綺麗に清掃し、新しい防止剤を塗る事をお勧めします。

ハンドルを外すと矢印と切り欠きが有りますのでハンドルのセンターをずらさないように
外す前の位置をマーキング等で覚えておきます。

右の画像はハンドルを外した後の状態です。
回転センサーが付いており、1周でも回ってしまうとどちらに回ったか全くわからなく
なるため回転センサー(スパイラルケーブル)には絶対に触れないようにして下さい。

丸印部分を確認しハンドル側とコラム側の位置があっているか確認します。

基本的にこの位置が1コマでもずれるとハンドル位置が大きく狂ってしまい、
ハンドルを真っすぐの状態にしても真っすぐ走行しません。

純正のハンドルであれば位置を正確にあわせておけばまずハンドル位置が
狂うことはありません。

ステアリングハンドル取付

今回はスイッチ類の付け替えもなくエアバッグのみの移植でしたので作業時間自体は
15分程で終わりました。

取付は取り外した手順の逆の手順で取り付けていきます。

ハンドルセンター確認

最終すべて組み終えたらハンドルを左右一杯に旋回し、ハンドルの切れ角が同じか確認します。
大体1周プラス90度程度なので左右均等であれば問題なしです。

最後に走行テストを実施し、ハンドル真っすぐの状態で車が真っすぐ走るか確認し、
交換前と差異がなければ完了です。

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