こんにちはマコです。
今回は最近、人気急上昇中のネクセン(NEXEN)タイヤが最近売れ行きが伸びてきています。その人気の理由や評価、価格についてプロの整備士が徹底解説します。
この記事では…
- ネクセンタイヤとは？
- アジアンタイヤって大丈夫なの？
- 国産車に使用しても大丈夫？
- ネクセンタイヤは安い。性能は？評判も気になる。
- タイヤ交換を安く抑えたい。
こんな悩みにディーラー整備士＆フロント、出張整備士をしているプロの整備士がお答えします。興味のある方は是非ご覧ください！
広告ネクセンタイヤとは？
まずネクセンタイヤは「韓国」のメーカー。1972年創業で長年タイヤをグローバルに販売しています。日本ではあまり聞いた事はない方も多いをおもいます。かく言う私もフロントマンを経験するまでは全く知りませんでした。ネクセンタイヤは最近でてきたポッと出とかではなく、主に乗用車用タイヤに特化しており、年間の販売本数は何と5,000万本を記録。しっかりと長年タイヤを製造、販売してきたタイヤメーカーであります。
ネクセンタイヤの信頼性や評価は高い
車を安全かつ経済的に走らせるうえでタイヤは最重要です。地面と唯一接地していてその接地面積はタイヤ1本辺りハガキ1枚分程度です。そう考えるとちゃんと信頼できるブランドを選びたいですよね？ネクセンタイヤの売上が伸びてきている理由を解説します。
ネクセンタイヤはポルシェやアウディ純正タイヤとして新車装着されている
そうなんです。ネクセンタイヤはヨーロッパ車の純正タイヤにも採用される程の実力を持っています。基本、メーカー純正に選ばれるタイヤというのは、あらゆる厳しい審査基準を乗り越えてきたタイヤでないと純正タイヤには選ばれません。
世界で17メーカーに採用されその品質が認められています。
※日本では2017年にポルシェのカイエンが純正タイヤとして正式に採用されました。
ネクセンタイヤの受賞歴は？
ネクセンタイヤは世界的に評価される5大デザイン賞を11つの製品で受賞し、J.D.POWER 2016年タイヤ満足度ランキングではネクセンタイヤは4位にランキングしました。
J.D.POWER 2016年タイヤ満足度ランキング
- 1位：ミシュランタイヤ
- 2位：ピレリタイヤ
- 3位グッドイヤー
- 4位：ネクセンタイヤ
- 5位：ブリヂストンタイヤ
- 6位：コンチネンタルタイヤ
- 7位：ヨコハマタイヤ
- 8位：ハンコックタイヤ
- 9位：クムホタイヤ
- 10位：ダンロップタイヤ
5位のブリヂストン、7位のヨコハマタイヤより
上の4位を受賞。アジアンタイヤの進化を感じますね。
タイヤの製造している国は？
タイヤを製造は韓国でチャンニョン工場で行われており、タイヤ製造工場として世界最大級の規模を誇り、原材料の入庫から商品の出荷まで全て自動化(フルオートメーション)による製造が行なわでいる
アジアンタイヤは大丈夫？
価格が異常に安いアジアンタイヤですから昔から「怪しい」や「安かろう悪かろう」というイメージがあなたのイメージとしては強いのではないでしょうか。アジアンタイヤの販売戦力としての強みはこの価格競争において常にトップに立っております。その理由としてまず生産はタイヤの原料であるゴムの輸入はインドネシアやタイなどゴムの木がある所で採取されます。その為運搬費が安く抑えられるのと、日本に比べて人件費が安い事、あとは店舗を極力構えずネットを駆使して販売している事が挙げられます。
今では、ポルシェ、ワーゲン、アウディの欧州車、三菱自動車、スズキもメーカー純正タイヤとして採用される程世界からの信頼性が高まってきてます。
以上の理由からアジアンタイヤは安いからちょっと怖い…というイメージは今は全くなく、正規ディーラーや量販店でもよく販売されていますので安心して使いましょう。
ネクセンタイヤの特徴や代表作をご紹介
ネクセンタイヤの特徴と主な代表作をまとめました。
ネクセンタイヤの特徴
- ポルシェやワーゲン、アウディなどのメーカー純正タイヤにも多く採用されている。
- 国産では三菱自動車、スズキがメーカー純正タイヤに採用。
- グリップ力、静粛性、高速安定性、燃費性能等の品質を向上したタイヤ。高級車用としても評判が良いタイヤ。
- 圧倒的に価格が安い。自社工場のフルオートメーションによる製造で人件費とコストを下げて、低価格を実現している。
N’FERA SU1(エヌフィラ エスユー1)
ネクセンタイヤでプレミアムに位置づけされている売れ筋の代表作がこのN’FERA SU1。主にスポーツカーやパワーのあるセダン、クーーペ、ハイブリッド車に使われています。
このタイヤのテーマは「快適な走りと耐久性の融合」
このタイヤの主な特徴は、
- 雨天路面のグリップ性能強化し、晴天時もアップ。
- ショルダーブロックとアウト側のリブブロックが、高速時のコーナリング特性やハンドリングで接地面を安定化
- 経年劣化に強い新コンパウンドと、偏摩耗を抑制する内部構造を採用した事によりタイヤ寿命を延ばす事が可能
N’Blue HD Plus(エヌブルー）
ネクセンタイヤの「スタンダードタイヤ」。いわゆる街乗りで、ハンドリング性能、雨天時の走行、低燃費タイヤで、主にミニバン、軽自動車、ミドルクラスのセダン、クーペに対応しています。
このタイヤの主な特徴は
- 高剛性のショルダーブロックでグリップ力、コーナリング性、ブレーキング性能が高い。
- 左右非対称パターンの溝なのでハイドロプレーニングの抑制とウエットグリップ性能が強化されている。
- 内部構造により、転がり抵抗を低減し高い環境性能を実現しています。
N’FERA RU1(エヌフィラ アールユー1)
ネクセンのSUV用スポーツタイヤ。トルクの強いスポーツカーのSUVに対応。
このタイヤの特徴は、
- ポルシェのマカンに新車装着用純正採用されたタイヤ。審査項目の厳しい基準をクリアしてきたタイヤなので性能は間違いなし。
- 最適化されたリブバランスとナローグルーブイン側とアウト側のリブを最適化して高速安定性能を向上
- サイレントサイプにより、高剛性ブロックから発生するノイズを分散させ、パターンノイズを低減させています。
オールシーズンタイヤ N’Blue 4Season
ネクセンからも最近流行りの「オールシーズンタイヤ」が出ています。
オールシーズンタイヤとは？
- 晴天・降雨時ではノーマルタイヤ（夏用タイヤ）に近いグリップ力を、雪道においてはノーマルタイヤよりも強いグリップ力を持っています。
- タイヤのサイドウォール部分に「スノーフレークマーク」が付いているタイヤは、高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても走行は可能
- スタッドレスタイヤ程の雪道の走行性能は期待できない。
N’Blue 4Seasonの特徴
- チェーン規制のかかる高速道路においても走行可能
- 排水性能向上の為にディレクショナルパターンを採用し、耐アクアプレーニング性能と、シャーベット状の雪上性能のパフォーマンスを向上。
- 均一な接地面が、あらゆる路面で安定したグリップ力を発揮。
スタッドレスタイヤ WIN GUARD ice2
ネクセンタイヤの「スタッドレスタイヤ」3つの技術で作られた機能で過酷な走行テストにて実験を繰り返し、作られた冬用タイヤ。
このたタイヤの特徴は、
- 過酷なスノーテストでフィンランドの北端イヴァロにあるテストコース “TEST WORLD” で徹底的にテストし、クリアしてきた。
- 多方向性のグルーブの採用により氷雪路での力強いグリップを発揮します。
- 非対称トレッドパターンで、イン側 は雪上でトラクション性能を発揮する横溝
アウト側は剛性の高い大きなブロックを採用することでコーナリング性能とグリップ力をアップ
ネクセンタイヤのみんカラの評価は？
みんカラの評価をまとめました。好評価の声が多いです。
引用元：みんカラ
引用元：みんカラ
寿命やひび割れ タイヤ溝の減りは早いのか？
ネットでのタイヤ溝に関する有力な情報はありませんが、ネクセンのHPによると低燃費タイヤの基準で転がり抵抗のランクがサイズ別に違いはありますが、Aランクが多いので性能グラフで見る限りではタイヤの持ちは良い事がわかります。
以下、代表作のN’FERA SU1の低燃費タイヤ性能を1部抜粋しました。
ひび割れの目安
ここでタイヤの亀裂について。タイヤの亀裂やひび割れについては、ある程度の順序があります。
- ショルダー部(タイヤの角部)約1～2年10,000km～(大丈夫)
- サイドウォール(タイヤの側面)約3～4年20,000km～(早めの交換おすすめ)
- トレッド(タイヤと地面の接地面)約5年以降 25,000km～(交換必須)
基本的な順序としてはこんな感じです。タイヤは保管場所や環境によっても大きく左右されます。
一番の劣化原因は紫外線。
屋内駐車場保管と外では劣化速度が
全く違います。タイヤワックスも
劣化を早める可能性がある為
あまりお勧めできません。
他メーカータイヤと交換費用を比較しました。
性能と同じくらい、またはそれ以上に気になるのは交換費用。この費用がどれくらい変わってくるかが最大の分かれ道になります。
そこで競合タイヤメーカーとの交換費用をタイヤフッドで持ち込み交換し、タイヤはネット通販で購入したと想定し、比較しました。
比較例サイズ■205/55R16
※価格は交換工賃を含めたタイヤ4本交換費用の目安です。
| メーカー | ダンロップ | ヨコハマ | ネクセン | ピレリ |
| タイヤ名 | エナセーブ | ADVAN V552 | N’FERA SU1 | パワジー |
| 価格 | ￥67,652- | ￥70,800- | ￥55,500- | ￥51,200- |
競合で比較しました。ピレリパワジーには\4,000程高いですが、性能的に近くて競合なのはこの中だとダンロップのエナセーブあたりかなと思います。価格差は何とタイヤ4本交換(工賃込)
約￥12,000-と差が開きます。
￥12,000の差は大きいなと感じますよね。だってこのお金があれば1回家族で焼肉とか行けちゃいますますもの。浮いたお金で自分の楽しみに使えるのはうれしい事です。
整備士目線で見ても、よほど性能重視でスポーツタイヤ等にこだわりがない限り、普段の使用で高速安定性、悪天候時の走行性能、省燃費タイヤ(タイヤの持ちが良い)に特化したネクセンタイヤで全く問題ないです。
タイヤサイズは豊富
タイヤサイズは13インチ(軽自動車用)～24インチまであり、サイズも豊富です。
ネット通販では店舗で購入するよりも安く購入できます。
同じメーカー、種類のタイヤでもネットで購入するだけで数万円安く購入できる可能性もあります。どんどん利用しましょう
インチ別によく出るサイズをまとめました。
まずは大手3大ネット通販サイトでさがしてみましょう⇩
| amazon | ヤフーショッピング | 楽天市場 |
| ネクセンタイヤをamazonで探す |
⇩ネクセンのオールシーズンタイヤ⇩
| amazon | ヤフーショッピング | 楽天市場 |
| ネクセン オールシーズンタイヤ(amazon) |
⇩ネクセンのスタッドレスタイヤ⇩
| amazon | ヤフーショッピング | 楽天市場 |
※以下によく売れているサマータイヤをインチ別にまとめました。
13インチ
N-Blue HD Plus
⇩155/80R13⇩
14インチ
N-Blue HD Plus
⇩175/65R14⇩
N-Blue HD Plus
⇩185/65R14⇩
15インチ
N-Blue HD Plus
⇩175/55R15⇩
16インチ
N-FERA SU1
⇩185/55R16⇩
N-FERA SU1
⇩215/55R16⇩
17インチ
N-FERA SU1
⇩235/50R17⇩
N-Blue HD Plus
⇩205/55R17⇩
18インチ
N-FERA SU1
⇩225/40R18⇩
N-FERA SU1
⇩245/45R18⇩
N-FERA SU1
⇩225/50R18⇩
19インチ
N-FERA SU1
⇩225/55R19⇩
N-FERA SU1
⇩225/35R19⇩
交換費用をおさえるにはネット通販がおすすめ
タイヤの価格は年々値上がりしてます。できるだけ費用をおさえるには、ネット通販一択です。
ディーラーで依頼するとタイヤメーカーやインチにもよりますが、タイヤ4本交換で
大体10万円～15万円。インチが大きくなると20万円以上する場合もあります。
ネットで購入すると、同じメーカーのタイヤでもお店で購入するよりはるかに安い値段で買えます。
特にディーラー、民間工場は値段が高い傾向にあります。ネット通販だと、少し不安になられるかもしれないですが、大手サイトが運営しておりますし、私も実際にネット通販で購入した事がありますが、その辺は全く問題なかったのでご安心を。
タイヤ通販サイトの「タイヤフッド」に依頼
自動車タイヤ＆ホイールの通販サイトおすすめをご紹介。
【タイヤフッド/TIRE HOOD】タイヤ購入から交換まで全てをスマホで依頼できます。
在庫もかなり多く取り揃えてますので、メーカーから取り寄せる事なく、依頼先のタイヤショップまで
直送で発送でき、交換もすばやく対応できます。ちなみに自分で他の通販サイトから安く仕入れて持込交換にも対応してます。
タイヤフッド【TIRE HOOD】の特徴
- ディーラー、民間工場、カー用品店より安い
- 取付店舗数が全国4,900店以上
- 国内有名メーカータイヤはほぼ全てある
- サイズ間違いあんしん保証
- パンク保証
- 取り付けまで最短日程で対応
タイヤフッドは全てネットで完結。予約日に行くだけ。
予約も楽々。全てスマホから予約ができます。
タイヤフッドは2種類の保証で安心
2種類の保証もありますので、
安心して購入して下さい。
サイズ間違いあんしん保障
万一タイヤサイズを間違えた場合の保証が付いてるので不慣れな方で、サイズを間違えた場合でも保証が適用できます。
↓↓保証利用条件↓↓
選べる3つのパンクあんしん保証
3つの選べるあんしん保証も付いており、「交換したばっかりなのに、パンクした」という場合でもパンクあんしん保証で万一の際も安心です。
詳しくはTIRE HOOD/タイヤフッド公式ホームページへ
まとめ
今回はネクセンタイヤについてや、購入方法交換依頼のおすすめ等について解説しました。
この記事のまとめ
- ネクセンタイヤはアジアンタイヤの中でもかなり信頼性が高い
- 静粛性と悪天候時の走行性能と高速安定性も高い。正規ディーラーでも販売されている。
- 省燃費タイヤで長持ち
- タイヤ購入はネット通販が一番安く仕入れられる
- タイヤ交換のおすすめは通販サイト「タイヤフッド」
最後まで読んで頂きありがとうございました
タイヤに関しては、別の記事でも執筆していますので興味のある方是非ご覧ください！下記にリンクを貼っておきます⇩
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