日産 ティーダ【C11】エンジンかからない 原因はセルモーター 交換と費用は

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日産【C11】エンジンかからない 原因はセルモーター 交換と費用は 一般整備

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こんにちはマコです。

今回は日産ティーダのエンジン始動しないという案件。

いきなりエンジンがかからなくなるとあせりますよね(-_-;)

バッテリーが上がったのかな?

と一瞬思いますが、エンジンがかからない理由は

バッテリーだけとは限りません。

メーターの電源は入っていて、エンジンを始動するとカチっと音はするが、

セルモーターが回らない。

診断の結果セルモーター(スターター)の不良である事が判明しました。


ただ、交換するのに費用はどれくらいかかるのか?

費用を安く抑えたいので、自分でも交換できるのか?

等々不具合が起きた際に気になりますよね。


という事で今回はセルモーターの交換を出張で交換しましたので

交換方法と費用を解説しています。

同じように悩んでいる方は是非参考にして頂ければと思います。

では車両情報から↓↓

車両情報

・日産 ティーダ  ・型式 DBA-C11  ・エンジン型式 HR15

・年式 2009年式  ・作業内容 セルモーター交換


部品代を安く抑えるには、新品ではなくリビルト品を

今回は、新品ではなくリビルト品での交換です。

最近はセルモーターやオルタネーターを新品に交換する事はほとんどなくなりました。
リビルト品も最近かなり精度が高まってますので、新品と同等の
働きをしてくれます。

セルモーターやオルタネーターは純正でなおかつ新品の場合、値段がすごく高くてなかなか手がでません。

新品だとおよそ5~7万円程するためそこから工賃となると出費がかさむ為、
こういう時の為に重宝されるリビルト品をお勧めします。

リビルト品と中古品の違いリビルト品は車両から取り外した使用済パーツを完全に分解して清掃し、
消耗品や不良箇所を交換して、修理して使用できる状態にしたオーバーホール部品です。


そのため、1度業者によってメンテナンスされているリビルト品の方が品質的に高くなってます。

特にリビルト品だから潰れやすいのかといえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。

↓↓日産ティーダ【C11】のセルモーターリビルト品はこちら↓↓

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セルモーター故障の症状は⁉

セルモーターの故障・不具合の症状は主に3つです。

1:エンジンがかからない。
2:エンジン始動時異音がする。
3:メーターやナビ等の電源は入っているのに、
 エンジンがかからない。

セルモーター不具合時のよくある症状

  1. キーを回しても(エンジンスタートスイッチを押しても)全く何も反応が無い
  2. キーを回すと(エンジンスタートスイッチを押すと)カチッという音だけしてエンジンがかからない。
  3. エンジンは掛かるがスターターが回り続けモーター音が大きい
  4. セルモーター部分にショックを与えてやるとエンジンがかかる


セルモーターの寿命は⁉

・交換時期は大体10年又は10万km程です。出先で急にかからなくなる等そういう時に限って
 不運は起きやすいので10万km超えれば交換していただく事をおすすめします。

ではセルモーター交換手順に移ります↓↓

セルモーター交換手順

バッテリーマイナス端子取り外し

スターターにはバッテリー電源が直接かかっているので、
作業前には必ずバッテリーマイナス端子を取り外して作業
しないと故障や車両火災の原因になります。


ここでバッテリーの年式が古かったり、エンジンがかからない事で
バッテリーの電圧が弱くなってくるとセルモーターの交換と同時に
バッテリーの交換も一緒にすると安心です。

セルモーターを交換したは良いが、「バッテリーの電圧が弱っていて
エンジンがかからない」なんて事はよくある事です。


ネットで購入すると量販店で買うより安く済みます。

一番のおすすめはパナソニックのカオス
これはディーラーでも使われているし、ネットだととにかく安い。
量販店で購入すると同じバッテリーでも\20,000-~\25,000-はします。
そこから工賃が入りますので3万円近くします。

ネットだと2022年7月時点では\13,000-程で購入できます。
値段が圧倒的に違います。

↓↓1番おすすめパナソニックカオス適合バッテリーはこちら↓↓


2番目はやはりボッシュですね。
ボッシュのバッテリーであればカオスよりも、もう少し安く買えます。

ボッシュ適合バッテリーはこちら↓↓

セルモーター取り外し

セルモーターを取り外す準備が整いましたので解説していきます。

エンジンルーム中央赤枠部分にインテークダクトがついてますので、まずはこちらを取り外します。

クーラントサブタンクの丸印部分のツメを浮かしてラジエーターサブタンクを矢印方向に脇に寄せておきます。


サブタンクを外すとセルモーターが見えてきます。

2つの端子(12ミリと10ミリのナット)を外します。
どっちもショートのメガネレンチがあれば問題なく緩めれます。

セルモーター本体を取り外しますが、ここでびっくりした事があります。

というか疑問に思った事です。。

セルモーターの取り付けボルトが4本も付いてる(笑)


え⁉と思いましたが、

日産車のセルモーターは今回初めてだったので、

セルモーターといえば2本で固定されているのが一般的ですが、、

ティーダのセルモーターのみなのか、日産車全体がこうなのか
よくわかりませんが、

とりあえず作業を進めてまいります‼


セルモーターは16ミリのボルトが4本で止まっています。

隙間はかなり狭いですが、下から潜っても手が届きにくそうだったので、

全て上からの作業になります。

エクステンションバーやショートソケット、メガネレンチ等を使って1本ずつ外して行きます。

首振りラチェットがあれば隙間からでも角度を変えて入れやすいので、
1つあれば便利です。

おすすめはTONEの首振りラチェットロングハンドル↓↓


インマニとファンカバーの隙間からギリギリ取り外せるスペースがありますので、

画像の位置から抜き出せます。

セルモーターの取り外し完了‼

リビルト品セルモーターへ交換

取り外したセルモーターを確認します。

取外しが完了したので、セルモーターを並べて間違いないかを点検します。

セルモーター品番:23300 BC20B
ティーダC11(エンジン型式:HR15)のセルモーターはこちら↓↓

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取付は外した時と逆の手順で取り外していきます。

各部取付けたらバッテリーマイナス端子を取り付けて

各部を取付け復元が完了したら

エンジン始動を始動します。


「キュンキュンキュンブゥーーーーン」

エンジンがかかりました。

症状改善しました。

心でよっしゃ!と叫びます(笑)
とりあえず一安心です。

バッテリー取付後の設定 まとめ

バッテリー取外し後の設定をしていきます。

バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②時計・ラジオ・TVのチャンネル設定
バッテリーを取り外すと初期化される場合がありますので、元の状態に設定します。

主にはこの2つですが、他にもバックカメラの初期化やTVのチャンネル等もくるっている場合が
ありますので、元通りに設定し、作業終了となります。


今回は日産ティーダのエンジンかからないという不具合でセルモーターが不良という事で
交換しました。

ご覧になられている当ブログ「僕の整備キロクボ」では、

様々な車種のメンテナンスや不具合事例、おすすめのドライブレコーダー等記事にしています。


少しでも興味のある方は是非ご覧ください(^^)


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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