今回は私が長年ユーザー車検を通してきた中で、車検に通らなかったあるある事例を実体験を元に
ランキングTOP10にしてみました‼
私がユーザー車検に行きだして早12年が経ちます。
今でこそユーザー車検に行く前には入念に抜けなくチェックし本番を確実に1発で通す為
に最善を尽くすのですが、私がまだ初心者の頃はというと、、
恥ずかしいくらい失敗や見落としが多く、
よく車検で不合格をくらってました。^^;
この失敗してきた実体験と車検不適合あるある事例をランキングTOP10にしました。
ユーザー車検は1度不適合になるとその指摘された部分を直して、またレーンに
並ばないといけません。
繁忙期の混雑時は1時間以上並ばないといけない時もあるので、、
かなり時間の無駄です^^;
この記事を読む事によってユーザー車検に関する知識を増やし、
これからユーザー車検に行ってみたい方等、1人でも多くの方に読んで頂ければと思います。
そして本番は是非1発合格できるようによくある不適合パターンをランキングにしましたので、
是非参考にして下さい‼
ランキングは10位から発表していきます‼
是非ご覧ください‼
ユーザー車検に通らなかった事例あるあるTOP10
私自身が経験してきた車検に通らなかった色々なパターンをランキング形式で発表していきます。
第10位 ブレーキテスターでNG サイドブレーキとタイヤエアは調整しておこう
車検の検査の1つにブレーキテスターがあります。
これは、タイヤをローラーの上に乗せてブレーキの制動力を計測します。
この時にフットブレーキ(足でブレーキペダルを踏んだ時)の制動力を検査します。
タイヤ空気圧が低いとタイヤが変形し、本来の制動力がローラーに伝わらず、
NGになる可能性があります。
車検前には必ずタイヤ空気圧の調整は怠らずに行って下さい。
フットブレーキのお次はサイドブレーキの検査です。
同じく、ローラー上でサイドブレーキの効きを検査します。
サイドブレーキの効きが甘いと普通にNGになる可能性が以外と多いです。
サイドブレーキのハンドレバーまたはフットレバーを力いっぱい引かないと通らない場合も
あります。
事前にサイドブレーキを点検し、あまければサイドブレーキの調整が必要です。
サイドブレーキの調整には少し知識がいりますので、プロにや整備工場に委託する事をおすすめします。
自分でするとブレーキが引きずりを起こしたりする可能性がありますので、
自信のない方は業者に任せましょう‼
第9位 シートベルトウォーニング不点灯によるNG
第9位はシートベルトウォーニングの不点灯です。
シートベルトを締めていない状態では正常であればシートベルトウォーニングが点灯していないといけません。
上記の赤色マークがシートベルトを装着してない場合に点灯してない場合車検NGになります。
この不具合の原因は様々ありますが、一番多いパターンの代表2つを紹介すると、
❶シートベルトコネクターが外れている ❷シートベルトバックルの内部不良
❶のコネクターがぬけているパターンは故意にお客様が外している場合があります。
コネクターをぬいてるとシートベルトをせずに走行しても警告音がならないので、
外している場合が有ります。
当たり前ですが、車検云々の前に危険なのでしっかりとシートベルトを締めて運転しましょう。
❷のシートベルトバックルの内部不良ですが、
内部で接触不良が起きて点灯しない場合は接点復活剤を差し込み口に注油してやると
改善されたりします。
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接点復活剤を入れても治らない場合はシートベルトバックル内部で断線している可能性がありますので、
交換必要です。
第8位 ドアミラーウインカーが社外品の流れるLEDタイプの場合
第8位はドアミラーウインカーが社外品で、流れながらLEDが点灯するタイプのウインカーです。
これはよく見落としてしまいますね^^;汗
カスタム好きのお客様がご自身で取り付けてそのまま車検を通しにいってしまうパターン
が多いです。
流れるタイプのウインカーは車検に通らない場合がありますので、確実に1発で通すなら
純正を取り付けると確実です。
しっかりと車検前に点検しましょう。
第7位 発煙筒が積まれてなくてNG
第7位はユーザー車検によく行く人ならよくわかっていると思いますが、
見落としがちです。
発煙筒がないのは車検NGになります(稀に見逃す検査員もいます)
忘れないように私は車検に行く際は常に鞄に常備してます。
万が一忘れた場合は陸運局でも販売されてます。
第6位 足回りのロアアームブーツ、ステアリングラックエンドブーツ破れ
第6位は足回りのロアアームブーツ、ステアリングラックエンドブーツが破れていて
車検NGになるパターンです。
これは年式が古い車あるあるです。
走行距離が多い車種や、年式が古い車はゴムが劣化して破れます。
走行中等稼働する部分になりますので、
車検前の点検で足回りのチェックはかかさずに行いましょう。
交換は分解整備になるので、指定整備工場で依頼しましょう。
第5位 ドライブシャフトブーツ スタビライザーリンクロッドブーツ破れにて車検NG
第5位はこちらも下回りの部品になります。
ドライブシャフトは動力をホイールに伝える大事な役割を果たしています。
連結部分はジョイントになっており、そのジョイントはブーツで覆われてます。
内部にはグリスが充填されてますので、下回りを点検し、ドライブシャフト周辺がグリスで
汚れていたら、ドライブシャフトブーツが破れている可能性が有ります。
こちらもブーツ破れは車検不適合になりますので、ブーツ交換が必要です。
ブーツ交換は分割式タイプがおすすめ。
分割タイプのドライブシャフトブーツ交換方法についてはこちらの記事をご覧ください↓↓
スタビライザーリンクロッドのブーツ破れも車検NGになります。
スタビライザーバという車体のねじれをおさえる鉄のバーが付いており、そのスタビライザーバーの
連結されているロッドがスタビライザーリンクロッドになります。
国産車は年数が経ってくるとゴムが劣化してきますので、年式が古い車のあるあるです。
こちらも破れてたら車検NGになりますので、交換しましょう。
スタビライザーリンクロッドの交換方法についてはこちらの記事に詳しく
載せています。ご参照下さい↓↓
第4位 ウインドウォッシャー液が出ない
第4位はウインドウォッシャー液が出なくて車検NGになるパターンです。
ついつい車検前に忘れがちですが、車検を通す際に、検査員が必ず
フロントガラスにウォッシャーが噴射されるかどうかの点検をします。
ウォッシャー液が噴射しない一番多い原因は、、
単純にタンク内が空っぽになっているのが一番多いです。
その他はモーターが故障してたりホースが抜けていたりしている可能性もありますので、
とりあえず水を補充して出るかどうか点検しておきましょう。
第3位 フロントガラス飛び石等によるひび割れ
第3位はフロントガラス飛び石によるひび割れです。
これは車検はもちろんですが、ひび割れがあると小さい物でも
走行中に風の圧力や気温の変化で、
ひび割れが大きくなり、大変危険です。
そのまま放置せず、早めに修理しましょう。
では、どこまでのひび割れがあれば車検なのか解説します。
実はフロントガラスのヒビや傷については、具体的にどのような状態が
不合格になるのか明確じゃないので検査官の判断になります。
その時の検査員によっては、いける時もあればNGにされる場合もありますので、
基本的にはNGにされると思っていたほうが、無難です。
修理方法はガラスリペアという傷部分に液剤を流し込んで修理します。
ただ、これはひび割れが小さい場合(ひび割れの範囲が500円玉サイズ以内)
程度であればガラスリペアできると言われています。
※サイズが範囲外であればフロントガラス交換になります。
これはガラス業者によって判断されるので、ひび割れがひどくなる前に相談しましょう。
ガラスリペアは相場で大体¥15,000~¥25,000が相場になります。
第2位 灯火類球切れ
第2位は灯火類の球切れです。ユーザー車検では、電気回り(スモールライトやヘッドライト
その他ブレーキランプや全ての灯火類が全て点灯されている状態でないと車検に通りません。
ナンバー灯が片側切れてたり、どこかのランプが片側のみ切れてる場合もNGになります。
ちなみに室内灯ルームランプは球切れしてても車検には関係ありません。
おすすめは車検にいく際は、予備の電球を何種類か持参しておけばいざ当日に球切れしても
安心です。
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第1位 ヘッドライト光軸 光度不足
そして第1位はダントツで、ヘッドライトです。。
正直ユーザー車検でNGになるので一番多いのは、このヘッドライトの光軸不足です。
そこで、ヘッドライトに関して確実に1発で通す方法は、
ヘッドライト光軸調整をしてから車検に行くという事のみです。
陸運局の近くには、必ずヘッドライト光軸調整をしてくれる「テスター屋」
が存在します。
調整にお金はかかります(ヘッドライト光軸調整費用相場は¥1,000~¥2,000程度)
が、絶対に通しておいた方が良いです。
私がユーザー車検に行く前は基本的にまずはテスター屋にて調整してもらってます。
1発で確実に通すには、一番抑えておかなければならないポイントといっても
過言ではないです。
後はヘッドライトは光度が足らなくても車検NGになります。
これもヘッドライトのバルブが悪いかヘッドライトのレンズが汚れてて光度が足りてない
場合もありますので、そこも点検してもらえます。
車検に行く前はヘッドライト調整は基本セットだと考えて頂いても良いと思います。
依頼はしたいが、費用をなるべく抑えたい。という方は
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まとめ
いかがでしたか?
車検NGになりやすい項目をランキング形式で解説させて頂きました。
これから自分で行く方の少しでもお力になれたらなと思います。
もちろんこれ以外にも点検は必要ですが、代表的な項目を今回
解説しました‼
車検前に1度このランキングを見ながら点検してみてはいかがでしょうか。
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