今回は20系アルファードのユーザー車検に行く前に確実にアルファード20系のココだけはチェックしておくべき項目というのをご紹介していきます。
実際に僕がユーザー車検に持ち込む前に事前にチェックし、不具合箇所の整備を行いましたので行った整備の内容、アルファード
でよく見られる症状、又は不具合等を解説していきます。
この記事では、
・車検にいくまえにチェックするべき所を教えてほしい!
・ユーザー車検1発合格したい!
・ユーザー車検にかかる諸費用を教えてほしい!
・ダメになりやすい部分は?
等を書いています。
・車両情報
・トヨタ アルファード ・型式 ANH-20 ・年式 平成20年 ・距離 60,000km
アルファード ユーザー車検 事前確認項目
まずは今回依頼を受けたアルファードの詳細を確認します。上記の車両情報にも書いてますが、
年式が平成20年、距離が60,000㎞走行されてます。車検満了が令和3年7月の為年数的には
新車から13年経過しております。
アルファードは若者から中高年向けに絶大な人気を誇ったトヨタの代表車種になります。
もちろんシャコタンや社外品のホイール等カスタムされたアルファードも
街中でよく見られます。
それが車検に通る範囲でのカスタムなのかどうか、車検適合すれば問題ないですが
不適合なら純正に戻して再検査など指示を受ける場合もあります。
その他アルファードでよく見る不具合や劣化なども事前に確認し、
きっちり1発で合格できるように判断が必要です。
諸費用(法定費用)について
車検の費用には主に3種類有ります。まず は車検を業者に依頼する場合に支払う
「車検代行料金」、車検ラインを通す為に事前に点検し、交換の必要がある場合は「整備工賃、部品代」、
そして税金や保険などを含めた「法定費用」です。
法定費用についてはユーザー車検、民間工場、ディーラー全国どこで車検を受けてもこの「法定費用」は全国一律となります。
逆に自分でユーザー車検を通すのみだと車検費用の3種類の内2つ(車検代行料金、整備工賃、部品代)の費用が
かかりません。ただ整備工賃、部品代にかんしては自分でメンテナンスできる所は自分でしてそれ以外の所は
業者にお願いするか知り合いに整備できる人がいれば依頼するのも良いでしょう。
法定費用の中にも3種類あり、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の3つがあります。
金額は車両重量や車種、年式によって違いがあります。また法律で定められた費用であり、
金額は一律で値引きはありませんので依頼業者がお客様からお金を預かってそのお金で税金類を払います。
それでは、アルファードにかかる法定費用の内訳をさらに詳しく解説していきます。
平成20年式アルファードの諸費用(法定費用)は?
今回型式ANH20のトヨタ アルファードの法定費用は以下です。(令和3年7月現在)
・自動車重量税(13年超18年未満) | ¥34,200- |
・自賠責保険24ヶ月 | \20,010- |
・検査印紙代 | \1,800- |
・諸費用合計 | \56,010- |
諸費用の合計は¥56,010-でした。重量税が13年目だったので今回から少し高くなりました。
この金額は全国一律どこでもこの費用は車検毎に必要です。
ここから車検を通す為に点検し、車検が通らない部分が有れば修理しなければいけません。
という事でアルファードでよく発生する修理内容や今回修理した内容を解説していきたいと思います。
スタビライザーリンクブーツ破れ
アルファードに限らず他車種にもよくありますがスタビライザーリンクのブーツがよく破れています。
このブーツが破れていると車検は通りません。
ユーザー車検の下回り点検の時に検査員に指摘されるので、修理して再検査になりますので
1度持帰り修理してもう1度受けなければいけませんので時間と労力を消費します。
確認する方法はいたって簡単です。ステアリングハンドルを左右どちらか一杯に切った状態でフロントのブレーキ回りを
覗き込みます。
車高を落としている車は見にくいのでジャッキアップが必要になる場合があります。
ジャッキアップ方法についてはこちらをご覧下さい↓↓
では実際に破れているブーツを確認していきます。
スタビライザーバーとサスペンションをリンクさせているロッドがあり、取り付け部はブーツが付いており中身はボールジョイントになってます。
このブーツが劣化し、中のグリスが飛び出しています。
ブーツ破れは車検不適合となりますので、
車検前には必ずといっていい程確認しています。ハンドルを一杯に切って覗き込むと確認できますので要チェックです‼
スタビライザーリンクはネットでも購入可能です。
↓↓アルファード用はこちら↓↓
↓↓スタビライザーリンクの交換方法はこちらをどうぞ↓↓
ドライブシャフトブーツ破れ
ブーツ類で言うとドライブシャフトのブーツもアルファードはよく破れている場合が多いです。
ドライブシャフトとはトランスミッションからの動力をタイヤに伝える為のシャフトで、
ハブベアリングと呼ばれる、タイヤの回転を円滑にするためベアリングがいくつも入っています。
そして、ベアリングの潤滑を目的として内部にはグリスが充填されています。
連結部はジョイントになっており、ブーツで覆われています。
こちらもハンドルを一杯に切ると確認できますので必ず確認するようにします。
ドライブシャフトブーツは片側に左右内側、外側と2つずつ付いておりブーツが破れていると
画像のように、ドライブシャフトはタイヤと同じ回転をしている部分なのでグリスがすごく飛び散る為
ブーツ周りがかなり汚れています。
この状態ではもちろん車検は通りませんので修理が必要です。
修理はブーツのみの交換ができますので、業者御用達のお勧めパーツをご紹介します。
分割式ドライブシャフトブーツを使えばドライブシャフトを外す必要もなくブーツだけを交換できます。
↓↓分割式ドライブシャフトブーツ交換方法はこちらの記事に書いています↓↓
交換作業は少しスペースが狭く初心者だと少し難易度高いので工場やお近くのショップに依頼するのを
お勧めします。
今回使用したのは有名ブランド、スピージーのドライブシャフトインナーブーツ
分割式ドライブシャフトブーツにはインナー側用(オートマ側)とアウター側(ホイール側)とで
サイズが違う為購入時は注意が必要です。
スピージー品番: 品番BAC-TA02R
↓↓インナー側(オートマ側)はこちら↓↓
アウター側スピージー品番:BAC-TY23R
↓↓アウター側(ホイール側)はこちら↓↓
その他ブーツ類点検
代表的な2つを解説しましたが、車には様々な部分に連結部が有り、ブーツが付いてますのでその他のブーツ類も点検が必要です。
画像はフロント側で印部分ロアアームのボールジョイントとステアリングのタイロッドエンドブーツになります。
どちらも道路状況やハンドルを切った際に動いている部分なので劣化してくればがブーツ破れてきやすい部分になるので必ず確認します。
こちらを交換するには分解整備に該当しますので認証を取った整備工場でしか修理できません。
車検を通すにはこういったブーツ類、灯火装置、ホイール、マフラー、車高等も関係してきますので総合的に
点検し、陸運局に持ち込みます。
ANH20アルファードはオイル消費にも注意!
20系アルファードはエンジンオイルも消費しやすく、オイル量が減りすぎるとエンジンチェックランプが
点灯する可能性があります。エンジンチェックランプが点灯したままでは車検は通りません。
特に2AZ系(直列4気筒)のエンジンはオイル消費をしやすく個体差はありますが3,000㎞程でオイルランプ
が付いたりする程消費がひどい場合もあります。
車検の直前でオイル消費が原因でチェックランプが点灯するのもあり得ますのでエンジンオイル量の
チェックも事前に済ませておきます。
ついでにエンジンオイルを交換するのが一番手っ取り早いですね。
↓↓アルファードのエンジンオイル交換やオイル量に関する記事については以下をご覧ください↓↓
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車検費用をおさえるのは、自分で車検
を受ける事が1番ですが、
やはり車は定期的に各部を点検して
もらいたい。でも費用はなるベく抑えたい。
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まとめ
今回はアルファード20系の車検について解説しました。
結果、車検を通すにはある程度の知識がいりますね。代表的な項目をご紹介しました。
アルファードに限らずどの車種も似たもので車検をとおすには様々な点検が必要ですので
少しだけでも参考になればなと思っています。
それではまた次回の記事で‼
おわり
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