アウディA3【8V】スターター交換 手順解説

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アウディA3【8V】スターター交換 手順 解説  一般整備

今回はアウディA3のスターター交換を出張交換いたしましたので手順を1から解説していきます。

この記事では

スターターの交換手順
交換時の注意点
交換に必要な工具の種類

等を書いています。

車両情報

・アウディ A3      ・型式 8V

・作業内容 スターター交換

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バッテリーマイナス端子取り外し

まずはボンネットを開きエンジンルームがあります。

スターターを交換する前に必ずバッテリーマイナス端子を外します。

スターターにはB端子という常時電源(バッテリー電圧が直接流れている端子)
がありマイナス端子を外さず作業を進め誤ってB端子をボディーアースにショートさせてしまうと

故障や車両火災の原因になりますので必ず行って下さい。

万一作業時に接触しないように分厚い布等で端子部を覆っておき確実に接触しないように
しておきます。

注意点

スターター交換前に必ずバッテリーマイナス端子を外す。


スターター交換

では早速スターターを外して行きます。


エンジンルーム画像印部分にスターターが有ります。A3はジャッキアップしなくても
交換が可能ですので、車上での交換が可能です。

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B端子取り外し

B端子のカバーを矢印方向にスライドさせ、B端子のカバーを取り外します。

B端子のナット13ミリをめがねまたはソケットを使い取り外し、B端子をスターターから切り離し、
邪魔にならないように避けておき、B端子の横にあるスタータースイッチのコネクターも赤色の
ロックをスライドさせて解除しスターターコネクターを取り外します。

ボディーアース取り外し

次にアースをとっているハーネスも13ミリのナットで固定されているので
取り外し、スターターと切り離したらハーネスを避けておきます。

スターター本体取り外し

それではスターター本体を取り外していきます。

スターター本体は2本のボルトで固定されております。先程アースハーネスを取り外した部分の

18ミリのボルトを取り外します。

18のメガネレンチかストレートメガネレンチがあると外しやすいです。
70Nm程のトルクで固定されているのでぐっと力をかけて外します。


2本目のボルトはB端子の下側あたりに有り、目視では確認しづらい位置にあります。
手鏡等を使って確認できます。
こちらも18ミリのボルトが付いてますのでソケット、エクステンションバーの組み合わせで
手探りで工具を真っすぐ当てて外します。

ボルトを2本外したらスターターを取り出してきます。
特に取り外しにくい等の問題はないため普通に外してきます。

外した状態です。取り外し後は異物や破損等がないか確認します。

今回はリビルトスターターへ交換します。部品が間違いないか並べて確認します。

リビルトスターターを取り外しと逆の手順で車両へ組み付けます。

スターターボルトの締め付けトルク70Nm

↓↓アウディA3 スターターはこちら↓↓

バッテリー取外し後の設定

バッテリーマイナス端子を取付けてエンジン始動しスターターが正常に作動するか点検します。

メーター内ランプが色々と点灯しますのでバッテリー取外し後の設定をしていきます。

バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。

②ESP警告灯ランプ消手順
まずエンジンを始動します。走行テストをする事により消灯するのですが、ハンドルを左に180度、
右に180度切るように時速15㎞以上で走行します。

警告灯ランプが消えない場合はもう一度試してください、早ければ50m程進めば消灯すると
思います。

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