こんにちはマコです。
今回は、アウディA5スポーツバックは故障が多い?について解説します。
ドイツ車のイメージとしては、
- 故障の頻度が多そう…
- 故障した場合の費用は高いよね?
- よく警告灯が点灯する
- 見た目がかっこ良いから乗りたいけど…こわくて乗れない
こんな感じだと思います。こういう悩みを持った方向けに、今回は輸入車整備士として経験してきた筆者がA5の故障や修理費用について詳しく解説します。
この記事では、
- A5の購入をこれから検討する方
- A5に乗っていてよくある故障を知っておきたい
- 故障した場合の対処や費用は?
こんな方もこの記事を読んでもらえれば少しでも力になれる事と思います。
広告アウディ A5スポーツバック 故障 事例
アウディA5の故障について、故障個所や対処方法、修理費用をまとめました。
サーモスタットハウジングより冷却水漏れ
エンジン補機部品としてシリンダーブロック付近の横に付いてます。樹脂部品の為、漏れやすい。
サーモスタットハウジングとは?
エンジンの温度を冷却しているのがクーラント(冷却水)。エンジンの熱で温度が上がったクーラントをサーモスタットからラジエーター側に送ります。 またヒーターホース側にも接続し、車内の暖房用の熱源の供給も行います。
症状と対処
- メーター内に冷却水警告の表示
- 暖房が効かない、又は効きが弱い
- エンジン出力制御が入る可能性
- 表示が出たらレッカー手配
冷却水漏れについては下記の記事で詳しく解説しています。
サーモスタットハウジング交換費用は
約\180,000~\200,000
エクスパンションタンクより冷却水漏れ
クーラント(冷却水)を貯めているサブタンク。劣化してくると、継ぎ目からクーラント漏れを起こします。
さらに内部のレベルセンサー端子部のパッキンからにじみ出し、端子が腐食。その影響でセンサーがクーラントの量を読み取れず警告点灯する事があるので、まずはエンジンルームを開いてタンク内のクーラントレベルをチェックしましょう。
交換費用:約¥30,000-~
アウディ A5 ナビ 故障(MMI)
症状
- 電源が落ちる(ブラックアウト)
- 自車位置(GPS)がくるう
- ナビが起動中から立ち上がらない
修理は難易度が高い為、修理できる業者がかなり少数であり、正規ディーラーでもお店によっては修理は対応できない場合も。
本体不良の場合、交換すると約\300,000-~
ナビの修理に関しては困難であり、費用も非常に高額になる事が多いです。
「あとづけ屋」がMMIの修理の問題に対して解決策を提供。
- 純正機能を維持しながらのアンドロイドナビを使用して純正以上の性能を実現
- モニターのサイズをアップグレード
- 高額費用に対するコストとパフォーマンスの代替案
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オイル不足(ミニマム)の警告 オイル補充
メーターに「オイル不足」の警告灯が点灯。
黄色の警告であればエンジンオイル容量フルレベルから約1.0L程度不足してるという意味。
症状 対処
- メーター内、黄色の文字でオイル不足警告は約1.0Lエンジンオイルが不足しているサイン。
- 黄色から赤の警告に変わるとかなり減ってきている為早急に対処が必要。
- 黄色ランプの間は注意喚起の為、そこまであせらなくて良い。
- エンジンオイルを補充する事で解消する
エンジンオイル補充のレベル調整はナビのオイルレベルを目安に調整できます。
オイル補充手順
- エンジンを完全暖気するメーターの温度計が90℃を指したくらい
- エンジンを止め、イグニッションをON
- ナビゲーションのオイルレベル調整を開く
- 約1分程待てば量が表示される(されない場合は暖気が足りてない場合があります。再度暖気)
- オイル不足分を少しずつ継ぎ足しレベルのメーターが上がる事を確認し、フルレベルに調整すれば完了(モニターのレベルFULL~MINの間はフルレベルから1.0L不足分が表示されるのでエンジン内のオイルが全てなくなっている訳ではない)
エンジンオイルは最上級の化学合成オイルを使用。わからない場合は大手ネット通販でアウディ純正オイルが販売されているので購入する事をおすすめします。
安物のオイルは潤滑作用が弱かったり、すぐに劣化したりで後にエンジン不調をきたす可能性がありますので、アウディ純正オイルをネット通販で購入しておけば間違いないです。
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アウディ タイヤ空気警告点灯
各ホイールの回転を読み取っているスピードセンサーによりタイヤ空気圧はモニターされてます。スピードセンサーのパルスが他のタイヤとの回転差を検知した際に警告が点灯します。
考えられる要因
- どこかのタイヤ1本がパンクしている可能性がある
- 基準値より空気圧が低下した時
- スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ履き替えた際のリセット忘れ
大体これのいずれかがほとんどの要因です。
対処
- パンクならパンク修理又は交換を整備工場へ依頼
- タイヤを目視で見てあきらかにへこんでいる場合はレッカー手配が必要
- タイヤが問題なさそうであればナビのメニューからモニターリセットをする
アウディには空気圧を調整した後、必ず空気圧のリセットをナビから行う必要があります。
でないと、センサーが誤判断しパンクや異常がないのに警告が点灯する場合があります。
なので、以下にリセット手順を載せておきます。
- MMI(ナビ画面)の【メニュー】を選択
- 【車両】を選択
- 【設定とサービス】を選択(車種によってはドライブセレクトから左クリックし【点検整備】を選択)
- 【タイヤ空気圧モニター】を選択
- 【保存します】を選択
空気圧警告が点灯した際は1度試してください。
TDIならアドブルー不足 アドブルー警告点灯
アウディA5のディーゼル車(TDI)の場合はアドブルーが不足または故障した際に警告が点灯します。
不足の場合は、
「Ad Blueを補充して下さい」や「あと3,000km走行可能です」等の注意喚起が出た場合は、アドブルーの量が不足してますので速やかにアドブルーを補充して下さい。
なくなると走行不可になりますが、車がある程度早めにメーターに警告してくれますのでご安心を。
アドブルー補充手順
- 燃料給油口開ける
- 青色のキャップを開けアドブルーを補充する
- こぼしたらボディが腐食するのでこぼさないよう慎重に入れる
- 満タンになると、もちろんあふれるので警告が点灯したら約10Lを補充すればタンク容量より少し少ないくらいで補充できるのでこぼれる心配はないです。
最後に
やはり輸入車なので、故障やトラブルは国産車より多い傾向。
故に中古でアウディを買う場合は注意が必要です。国産車に比べ故障、修理費用、時間がかかってきます。
特に中古車屋で購入する際、加入できる保証は絶対に入っておくべきです(カーセンサー保証,EGS保証)
くるまの保険でレッカーやレンタカー特約も必ず入っておきましょう。
又は、認定中古車を正規ディーラーで購入するのも保証や信頼性から考察するとおすすめです。
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