今回はアウディA3のバッテリー交換を出張交換致しましたので交換方法を
解説していきます。
この記事では、
・輸入車のバッテリー交換って国産車と何か違うの?
・輸入車だから難しそう、、
・自分で交換してみたい。
等を書いています。
基本的には車の構造は国産輸入車関係なく同じです。
車種によってバッテリーの位置が違いエンジンルーム、トランクルーム、シートの下など
様々で、車種によって交換が容易にできるか否かは変わります。
結論から言うと今回のアウディA3は他車種に比べ
比較的簡単に交換できます。
自分で交換してみたい方は是非、参考にして頂ければなと思います。
車両情報
・アウディ A3
・型式 8V
バッテリー取外し
まずはボンネットを開きます。バッテリーはエンジンルームにあります。
バッテリーカバーが付いているのでカバーをめくります。
まずマイナス端子から外します。カバーを外し10ミリのナットで止まっていますので緩めます。
さきにプラス端子から外し万一ボディーに当たると、内部の残っている電気がショート
してしまう可能性がありますのでバッテリー端子を外す時は、必ずマイナス端子から
外して、プラス端子を切ります。
10ミリ固定ナットをメガネレンチで緩め、端子を外します。
バッテリーを固定しているステーの13ミリボルトを取り外します。
ボルトを外しL字のステーを取り外します。
ステーを外したらバッテリー本体を矢印方向にスライドさせ、ストップ位置に
当たるまでスライドさせます。
あとは本体を持ち上げてやるとバッテリーが外れてきます。
バッテリーを外すとこんな感じになってます。
矢印方向にスライドさせると外れる方向です。
先程外したステーの反対側は土台がツメになってますので、新品のバッテリーを
取り付ける際は奥側に滑り込ませるように取り付けます。
バッテリー取付け
古い方のバッテリーに付いていた保護カバーを新品バッテリーに取付たら
先程取り外した逆の順番で取り付けていきます。
①ステー固定
②プラス端子
③マイナス端子
の順です。
最終、バッテリーにぐらつきがないか確認し、ボルト、ナットの締め付けを確認
します。
バッテリー交換後の設定
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②ESP警告灯ランプ消手順
まずエンジンを始動します。
走行テストをする事により消灯するのですが、ハンドルを左に180度、
右に180度切るように時速15㎞以上で走行します。
警告灯ランプが消えない場合はもう一度試してください。
早ければ50m程進めば消灯すると思います。
おわり
コメント
はじめまして。
8Vは自分で交換できないと思っていたのですが大丈夫なんですね!
近頃の車はバッテリーの品番までECUに登録されていて
コーディングで登録設定のやり直しをしないと
警告表示(エラー)が消えないという話を見聞きしていたので
8Vもそうだろうと思っていましたが安心しました。
Dラーにバッテーリー交換依頼すると滅茶高いですからね(笑)
はじめまして。コメント頂きありがとうございます。
僕の整備キロクボ運営者のマコトです‼
バッテリー交換後はメーター内にエラーのような表示がでる事がありますが特に故障ではなく
設定しなおしてやるとエラー表示は消えます。
バッテリーDラーに依頼すると高いですよね、、ネットで購入し、自分で交換するのが一番安いです。
記事を読んで頂きありがとうございます。
引き続きよろしくお願い致します‼