こんにちはマコです。
今回はトヨタアルファードのスターター交換
を解説します。
ある日突然、
エンジンがかからなくなった….
メーターの電源はONしてるが、エンジンを
スタートさせようとキーを回しても、かすかに
カチっと音はするが、それ以外何も反応なし。
こういう不具合、皆さんも経験のある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
診断の結果、スターター(セルモーター)
の故障が原因でエンジンがかかりませんでした。
という事で今回はトヨタ アルファードの
スターターを交換しましたので、
プロによる交換方法を解説していきます。
では、まずは車両情報から↓↓
車両情報
・トヨタ アルファード ・型式 MNH-10 ・作業内容 スターター(セルモーター)交換
・所要時間 30分 ・部品 リビルト品使用
部品代を安く抑えるには新品ではなく、リビルト品を
今回は、新品ではなくリビルト品での交換
です。
最近はセルモーターやオルタネーターを
新品に交換する事はほとんどなくなりました。
リビルト品も最近かなり精度が高まってます
ので、新品と同等の働きをしてくれます。
セルモーターやオルタネーターは純正で
なおかつ新品の場合、値段がすごく高くて
なかなか手がでません。新品だとおよそ
5~7万円程するためそこから工賃となると
出費がかさむ為、こういう時の為に重宝される
リビルト品をお勧めします。
リビルト品と中古品の違いリビルト品は
車両から取り外した使用済パーツを
完全に分解して清掃し、消耗品や不良箇所を
交換して、修理して使用できる状態にした
オーバーホール部品です。
そのため、1度業者によってメンテナンス
されているリビルト品の方が品質的に
高くなってます。
特にリビルト品だから潰れやすいのか
といえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。
純正品番:28100-28041
トヨタ /アルファード・ ヴェルファイア・ ヴァンガード
ACA31W ACA33W ACA36W
ANH10W ANH15W MNH10W MNH15W
↓↓セルモーターはこちら↓↓
セルモーター故障時の症状は⁉
ルモーターの故障・不具合の症状は主に4つです。
1:エンジンがかからない。
2:エンジン始動時異音がする。
3:メーターやナビ等の電源は
入っているのにエンジンがかからない。
4:キーを回すとカチっという音が
するだけで、かからない。
セルモーターの寿命ってどんくらい⁉
交換時期は大体10年又は10万km程です。
出先で急にかからなくなる等そういう時に
限って不運は起きやすいので10万km
超えれば交換していただく事をおすすめ
します。
交換時期に明確な時期や距離はなく、正直読めないので、いつ故障するかもわかりません。
前兆としてはエンジンがかからなくなり最初はたまにかからないぐらいですが、
いよいよ全くかからなくなってくれば手遅れですが、
基本的にはセルモーターが一番可能性高いという事です。
出先で急にかからなくなる等そういう時に限って
不運は起きやすいので10万km超えれば交換していただく事をおすすめします。
ではセルモーター交換手順に移ります↓↓
セルモーターの交換手順
では、セルモーターの交換手順を画像付きで解説していきます。
バッテリーマイナス端子取り外し
スターターにはバッテリー電源が直接かかっているので、
作業前には必ずバッテリーマイナス端子を取り外して作業
しないと故障や車両火災の原因になります。
ここでバッテリーの年式が古かったり、エンジンがかからない事で
バッテリーの電圧が弱くなってくるとセルモーターの交換と同時に
バッテリーの交換も一緒にすると安心です。
セルモーターを交換したは良いが、「バッテリーの電圧が弱っていて
エンジンがかからない」なんて事はよくある事です。
ネットで購入すると量販店で買うより安く済みます。
一番のおすすめはパナソニックのカオス
これはディーラーでも使われているし、ネットだととにかく安いです。
量販店で購入すると同じバッテリーでも\20,000-~\25,000-はします。
そこから工賃が入りますので3万円近くします。
ネットだと2022年9月時点では\14,300-程で購入できます。
値段が圧倒的に違いますので、とにかく
修理代をできるだけ安く抑えたいのであれば
ネット通販がおすすめです。
トヨタ アルファードバッテリーサイズ:D23L
↓↓1番おすすめパナソニックカオス適合バッテリーはこちら↓↓
さらにバッテリー費用も抑えたい!という方は
2番目におすすめのACデルコバッテリー。75D23L
カオスより容量は小さいですが、コスト削減でいくならこれ。
↓↓ACデルコ適合バッテリーはこちら↓↓
セルモーター取り外し
アルファードMNH10セルモーター交換は比較的外す部位も
少なく、簡単に取り外しできます。
セルモーターはエアクリーナーボックスの下側に有ります。
エアクリーナーのボックスさえ取り外せばセルモーターが丸見えの状態になりますので、
黒色エアクリーナーボックスを取り外していきます。
ボックス側のエアインテークパイプのバンド、エアフロセンサーコネクターを取り外します。
※コネクターのツメが劣化でかなり割れやすい為注意。
エアクリーナーエレメントを取り外したら10ミリボルトが3本見えますので、
取りはずします。
エアクリーナーを取り外すと、エンジンとミッション継ぎ目付近にセルモーターが見えてきました。
丸印のB端子(12ミリナット)とコネクターを取り外します。
エクステンションバーやディープソケット、メガネレンチ等を使って1本ずつ外して行きます。
首振りラチェットがあれば隙間からでも角度を変えて入れやすいので、
1つあれば便利です。
おすすめは9.5Sqスイベルラチェットハンドル
↓↓KTCのロングスイベルラチェットハンドルがおすすめ↓↓
セルモーター取付ボルト2本(14ミリ)を取り外します。
ボルトが外せたらセルモーター本体を上側に引き抜いてくると外れます。
広告リビルト品セルモーターへ交換
取り外したセルモーターを確認します。
取外しが完了したので、セルモーターを並べて間違いないかを点検します。
◆セルモーター純正品番:28100-28041
適合セルモーター
トヨタ /アルファード・ ヴェルファイア・ ヴァンガード
ACA31W ACA33W ACA36W ANH10W ANH15W MNH10W MNH15W
↓↓セルモーターはこちら↓↓
取付は外した時と逆の手順で取り外していきます。
各部取付けたらバッテリーマイナス端子を取り付けて
各部を取付け復元が完了したら
エンジン始動を始動しセルモーター作動点検します。
「キュンキュンキュンブゥーーーーン」
エンジンがかかりました。
症状改善しました。
少しホッとし、心でよっしゃ!と叫びます(笑)
とりあえず一安心です。
バッテリー取り付け後の設定 まとめ
バッテリー取外し後の設定をしていきます。
バッテリーを交換するとパワーウインドウのオート機能の復帰作業、メーター内にESPの警告灯ランプ
が点灯する場合がありますので、それぞれの復帰作業が必要になる場合があります。
①パワーウインドウリセット
パワーウインドウのスイッチを一番上に上げた状態まで上げ、そのまま2秒程押し続ける事で
復帰します。
②時計・ラジオ・TVのチャンネル設定
バッテリーを取り外すと初期化される場合がありますので、元の状態に設定します。
主にはこの2つですが、他にもバックカメラの初期化やTVのチャンネル等もくるっている場合が
ありますので、元通りに設定し、作業終了となります。
今回はトヨタアルファードのエンジンかからないという不具合でセルモーターが不良という事で
交換しました。
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