どうもこんにちは。
僕の整備キロクボ運営者のマコトです。
今回はホンダオデッセイ(RA-3)ハンドル回すと異音がするという事で依頼がありましたので、その内容を
記事にしました。
走行中じゃなくてもエンジンがかかっていてハンドルを切り始めるとエンジンルームの辺りからガラガラ音が発生してました。
音量的にはかなり大きくすぐに異常だなとわかるぐらい大きく音がしていました。(*’ω’*)
今回はこの異音について解説しましたので、是非読んで下さい‼
車両情報
・車種 ホンダ オデッセイ ・型式 E-RA3 ・エンジン型式 F23A
・不具合内容 ハンドル旋回時異音(ガラガラ音) ・年式 平成10年(1998年)
異音(ガラガラ音)の原因は油圧式パワーステアリングベーンポンプ
油圧式のパワステは、エンジンの回転によるエネルギーによりベルト駆動でパワステポンプを回してステアリング操作による入力をサポートしています。
異音については様々な原因があり、中々特定できない場合もあれば症状が常に出ていてハンドルを回すと
「ガラガラ」などの金属音や「ウィーン音」等パワーステアリングの異音の原因は 様々で、
「ガラガラ」音や「ゴォォー」音パワーステアリングポンプである可能性が高いです。
今回はオデッセイRA-3のパワーステアリングベーンポンプから異音が発生してました。
油圧式のパワステは、エンジンの回転によるエネルギーでパワステポンプを回してステアリング操作による入力をアシストしています。
最近の車は電動パワーステアリングが主流ですが、年式の古いベルト駆動油圧パワステになりますので、今回はこの油圧式パワステに付いて
修理内容や費用を解説していきます。
パワーステアリングベーンポンプ交換は新品ではなくリビルト品を
ベーンポンプは純正でなおかつ新品の場合、値段が高く中々手がでません汗
新品だとおよそ3~5万円程するためそこから工賃となると出費がかさむ為、
こういう時の為に重宝されるリビルト品をお勧めします。
リビルト品と中古品の違いリビルト品は車両から取り外した使用済パーツを完全に分解して清掃し、
消耗品や不良箇所を交換して、修理して使用できる状態にしたオーバーホール部品です。
そのため、1度業者によってメンテナンスされているリビルト品の方が品質的に高くなってます。
特にリビルト品だから潰れやすいのかといえばそういう事はありません。
最近の物は品質も良いので安心です。
- 純正品番 56110-PEA-003
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パワーステアリングポンプ交換
パワステポンプはエンジンルームの上側に有り、割と作業しやすく交換自体は1時間程の作業で終わります。
Vベルト取り外し
まずはVベルトが付いているので、ベルトの取り外しから始めます。
パワステ本体取り外し
取付ボルト12ミリがポンプの上下に1つずつ付いていますので、①と②の取り付けボルトを緩めます。
①と②に関しては緩める順番はどちらでも構いません。
①と②を緩めたら最後に③の10ミリボルトを緩めていくとベルトの張りが緩んでいきますので、
ベルトを取り外します。
丸印のパワステポンプの取り付けボルトを取り外し、パワステポンプからパイプを取り外します。
パワステオイルが垂れてくるので、ウエスで抑えておきます。
ベルトを外し、パイプを切り離したら事前に緩めていたボルトを取り外すとパワステポンプが
外れます。
パイプ内オイルが下まで垂れないように下側にウエスを敷いていたりするとオイル漏れの清掃をしなくても
良いので楽です。
ポンプのプーリー17ミリナットを取り外し、リビルトにプーリーを付け替え,
取外しと逆の手順で組み付けます。
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パワステオイル補充
パワステオイルを画像のフルレベルまで補充します。
こんな感じの物か
ホンダ車対応のパワステオイルを使用します。↓↓
補充したらエンジンを始動し、ハンドルをひたすら左右に旋回し、パワステポンプ内のエア抜きを実施します。
オイル量がフルレベルまでなければフルレベルのラインまで補充し、音が止まっているか確認します。
最終取り外した部分からオイル漏れがないか確認し、止まっていれば完了です。
終わり
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